日曜競馬 回顧

[函館2歳ステークス(G3)]


ナンヨーイザヨイの岩田は、何であんな後方まで下げたのか?
結果的に勝ったアスターペガサスの直後にいながらのこの失態。
ナンヨーが切れる馬だと思ったのかね。
どうして新馬戦のような競馬をしなかったのか。
健闘は4着エムティアン。勝ち馬から 0.3 秒差の4着は立派。
札幌でコスモス賞か札幌2歳Sに出てきたら軽視出来ない存在に
育って欲しいですね。




[中京記念(G3)]


グレーターロンドンは大外枠で、前に馬を置けずに掛かってしまう
危険性がありましたので、相手候補に留めてしまいましては、実際は
折り合いがつき、上がり最速でレコード勝ちとは恐れ入りました。
しかし、1番人気→5番人気→4番人気の人気サイドの決着となる
ことは想定外。“荒れる”を前提に馬券を組み立てましたので ...。
こんな堅い決着は中京記念ではありません。と言いたいです ...。
まぁスマートオーディンブービーでは、どうしようもありませんね。

夏のイチ押し この一冊

『永遠を旅する者  ロストオデッセイ 千年の夢』


永遠の命をもつ孤独な旅人カイム。
永遠に終わることのない旅の途中に訪れた街や村。
そこで出会った、数え切れない限りある命を持つ人々。
彼らの戦争、騒乱、平和、富裕、貧困、権力、服従
希望、絶望、憎悪、愛、未来、過去などを、カイム
の目を通して紡いだ一期一会の物語の集大成、金字塔。
必読の一冊。


永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)

永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)



『ねぇ、柴田。』


主人公は高校生の女の子、謎めいた美少女、柴田優。
生まれてから中学2年で、今の里親に引き取られるまで、
児童養護施設で育つ。しかし、そのことで周囲の心ない
対応、強烈なイジメがトラウマとなり、イヤフォンで両耳
を塞ぎ他人との関係を絶ち、自分の世界だけに耽るようになる。
自分の育ちを知られない、高校は遠くの進学校に上がった
ものの、やはりトラウマが消えることなく、身上が露呈する
のを恐れ、両耳をイヤフォンで塞ぎ、クラスメートとの関係
を完全に遮断した生活をしていた。
転機が訪れたのは高校2年。クラス替えにより柴田の隣席に
座ることとなった中嶋雄太の存在。
中嶋の朝夕のあいさつに始まり、機を見て柴田に声をかける
ようになって、徐々に柴田は胸の内を開いていく。
柴田が唯一心を許した、中嶋の夭折した双子の妹による
柴田と中嶋が出会う工作も功を奏して...。


――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)

――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)