日本が他国の事を言うのはアレですが

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スペイン総選挙:野党・国民党が圧勝 政権交代



欧州債務危機の行方を左右するスペインの総選挙は20日投開票され、中道右派の最大野党・国民党が
下院(定数350)で単独過半数を確保し、圧勝した。
経済・雇用情勢への国民の批判を受けてサパテロ首相の穏健左派・社会労働党は大敗を喫し、7年半
ぶりに政権が交代する。新首相には国民党のマリアノ・ラホイ党首(56)が就任する見通し。

 
開票率99%の段階で国民党は現有153議席から186議席に躍進、社会労働党は現有169議席から
110議席へと後退した。
今年に入って、債務問題を抱え、国名の頭文字から「PIIGS」と呼ばれる5カ国(ポルトガル、イタリア、
アイルランドギリシャ、スペイン)のすべての政権が交代する事態となった。

 
スペインの失業率は21%、財政赤字は対GDP(国内総生産)比9.3%。国債(10年もの)の
利回りは6%台の高水準で、ギリシャ、イタリアに続いて財政破綻への懸念が広がっている。

 
サパテロ政権は赤字削減方針を打ち出し、緊縮財政策を実施したが、雇用悪化などで国民の反発を招いた。
ラホイ党首は勝利宣言で「敵は失業と財政赤字だ。経済成長を成し遂げ、スペインを再び、欧州連合(EU)
で尊敬される国にする」と述べた。

 
国民党は76年の結党以来、最多の議席数を獲得、社会労働党議席数は過去最少となった。
現地メディアは経済を低迷させ、危機を解決できなかった社会労働党の「独り負け」(国営テレビ)と
受け止めている。


→ http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111121k0000e030021000c.html




日本も他国の事をあれそれ言う立場ではありませんが
欧州のソヴリンリスクの問題は、すぐには無理でしょうが
少しずつでも良い方向に進んで欲しいものです。