函館記念は実に後味の悪い結果になってしまいました。馬たちがゴール入線後に久しぶりに見ました「審議」のランプ。横からでは分かり難いのですが、正面から見ると「こりゃ酷い!」というものでした。
そうです、結果的には勝った1位入線ファウストラーゼンに騎乗した小林美駒騎手の馬の御し方は、プロフェッショナルの騎手のソレではありません。審議は実に20分くらいに及んだでしょうか。絶対に降着処分があったと思いましたね。よく言われるのが、審議が10分以上続くと上位入線馬に降着処分が下るというものです。
あのパトロールビデオを見せられた、2着ケンフレッドアスクを管理する藤原英昭調教師は激怒したのでしょう。藤原英昭師の性格からして、大声で「なんやねん!これで降着にならんかったら、どうしたら降着になるんや!」と、JRAの裁決委員に相当な勢いで、かつ粘り強く迫ったのではないでしょうか。
まず、小林美駒の直線での騎乗ぶり。ファウストラーゼンが外に外に寄って行ったところに右鞭の連打です。普通は左鞭を入れて馬の走行を矯正するところなのですが、それでも右鞭を連打します。そして馬は更に外に膨らみます。恐らく最初は必死に追っていたので、ケンフレッドアスクが近づいたことに気が付かなかったのかもしれません。しかし、ケンフレッドアスクにブツけた後も、必死に右鞭の連打。そしてゴール後のガッツポーズはどうなのよ ...。
現行の降着ルールは、もし被害馬が不利を受けなかったら加害馬より先着していると認められる場合です。ケンフレッドアスクの勢いからすれば、多くの人は1位入線があったと思われたのではないでしょうか。直線ゴール前は馬がスピードに乗っている時ですので、小林美駒騎手の騎乗は、一歩間違えたら北村友一騎手の落馬事故を引き起こしかねない事象です。
あれが降着にならなかったら、どういう騎乗をしたら降着になるのでしょうか?
あれで騎乗停止9日間(開催4日間)で済むのでしょうか?
勝利ジョッキーインタビューに答える小林美駒騎手の表情は、勝った喜びというより裁決ルームで見せられた自らの騎乗ぶりと、激怒した藤原英昭師の怒号に恐れおののいた表情でしたね。マリアナ海溝より深い反省を促したいところです。
函館記念の◎ジュタはブービー、まぁ勝ちに行く競馬をしたのですから、前にいたケイアイセナが僅差4着に粘ったのですから、馬の調子が良くなかったのでしょう。
ラジオNIKKEI賞は、◎リッツパーティーの単勝は外しましたが3連複でのプラス収支。2キロ重い馬2頭に先着を許したのですから、文句は言えません。勝ったサノノグレーターは、葉牡丹賞で良績を残した馬のその後がイマイチなので、本命には推せませんでしたが、いや福島千八で大外をブン回しての差し切りは見事でしたね。復帰した田辺騎手(福島県出身)には、嬉しい重賞勝利でした。
と、中央競馬の馬券成績が消化不良でしたので、先週に続き二次会と称して地方競馬へ。地元である船橋競馬が開催されていましたので、余程行こうかと思いましたが、天気が天気なので止めました。しかし、高知競馬との相性は良いですね。船橋・高知と10レースを立て続けに外しましたけど、不思議と焦燥感はありませんでした。どこかで逆転するという、何の根拠もない予感ですね。11回目で6桁配当、12回目でも万馬券で、かなり危ない橋を渡りましたが、結果オーライでしょうか。
地方競馬の良いところは、出走頭数が少ない(大井競馬を除く)ことですね。中央のように16~18頭立ての競馬は予想するのも大変です。その点、地方競馬は頭数も手頃で、かつ騎手も多くはなく、腕前・性格・騎乗スタイルが頭に入っているので、当たるか否かは別にして、手を出しやすい面はあります。

