[安田記念(G1)]
明日の東京競馬場の馬場は微妙なんですね。
現在のウェザーニュースだと、今夜9時から明日まで1mm程度のシトシト雨が
降る予報。香港馬にとっては、どうなんでしょうか。芝が渋れば、1分31秒台
の決着はなくなるかもしれませんので、その分、チャンスが広がるでしょう。
以前は、「府中の千六展開要らず」とか「府中の千六はタフなコースでレースに
なるので千六以上の二千をこなせる馬が有利」とか言われましたが、近年は違って
きますよね。距離体系が整備されて、千六は府中と雖も、マイラーが圧倒的に優位
ではないでしょうか。結果が示しています。
ロマンチックウォリアーは、香港でゴールデンシックスティの2着はありますが、
やはり本業は二千でしょう。ヴォイッジバブルは、マイラーなれど持ち時計が足り
ませんかね。香港の時計は正確で、日本の競馬はスタート後に5mの引き込み線から
最初の馬が過ぎてから計測するので嘘ッ八なのですが、にしても33秒台の持ち時計
では足りませんし、ロマンチックと比べると格下感は否めません。
馬場が渋って時計がかかれば、人気薄の日本馬にとってもチャンスですね。
前走のマイラーズカップでも、馬場が渋っても末脚確かなことが証明された◎ソウル
ラッシュに期待します。東京コースが過去の安田記念でそうなんですけど、得意とは
言えないかもしれませんが、調教の動きからして6歳になりピークを迎えたと言える
でしょう。また、6歳で安田記念にマイルチャンピオンシップを制しないと、G1
制覇は難しいと、陣営も分かっています。今年はこの2戦に全力投球のハズですね。
相手は、思った以上に人気になったガイアフォース、展開の助けが必要でも、チャンス
はあるレッドモンレーヴとナミュール、そして実績ならセリフォス。
穴ですが、全く人気はありませんが、前走の大阪杯の走破時計に渋った馬場を他馬が
気にするようならカテドラルとジオグリフ。更に馬場が渋ればステラヴェローチェに
何でこんなに人気がないのか、前走G1を2着で当該レースに好相性の美浦の牝馬と
いうことでフィアスプライド。