中央競馬 展望

競馬

[ホープフルステークス(G1)]


泣いても笑っても、28日が中央競馬のオーラスですね。
有馬記念が堅かったこともあり、ここで一発を狙っていく御仁もいるでしょう。
が、G1に昇格して5年、複勝圏内の15頭ですが、前走(重賞・特別・新馬など)
1着が13頭、2着が2頭と、傾向を図るには短いかもしれませんが、この傾向は
無視できませんね。
本命には、現段階で1番人気ですが、意外とついている◎ミッキーカプチーノ
自信の本命馬です。前走の葉牡丹賞は1勝クラスの特別戦ですが、その勝ち方が
衝撃的でした。中山の急坂をモノともせず突き抜けて後続を離す、あのような勝ち方
は、そこらの重賞勝ち以上に価値のあるものです。時計も1:59.1と優秀。
ミドルペースのレースは、馬の能力が分かると言われています。
中山二千であのような競馬を見せられては、本命視をせざるを得ませんよ。
それにそのレースは18頭立てでした。小頭数の競馬しか経験のない馬たちよりも
経験値で一枚上でしょう。
枠順が嫌われている?そりゃ脚質が決まった古馬なら隊列も早々に決まるものですが、
この2歳馬たちは、出たとこ勝負のガラガラポンで、どうなるか分かりませんね。
相手は内から、ファントムシーフ、グリューネグリーン、セブンマジシャン、
ガストリック、ジェイパームスにキングズレイン。
穴で是非買っておきたい馬が2頭。京都2歳ステークスでは、痛い不利があったにも
かかわらず、直線伸びて、カメラの角度で差し切ったかと思ったトップナイフ。
勝った馬よりも価値のある2着でしたね。
もう1頭がシーウィザード。芙蓉ステークスは凡戦でしたが、中山二千のオープン戦
を勝ったには違いありません。



[ペテルギウスステークス(L)]


人気はヘラルドバローズでしょうが、ここは昇級後に重賞で強敵相手に揉まれた経験
を持つ◎ハヤブサナンデクンを本命に取り上げます。
この距離は複勝圏率75%という堅実味も評価したいところですね。阪神も合います。
相手は内から、ヘラルドバローズ、サンライズウルフ、ピュアジャッジ、フィロロッソ。
穴なら展開が向けば、阪神に良績あるダンツキャッスルの突っ込み、出遅れなければ
デュアライズ、この距離8戦オール複勝圏内の右回りでノーブルシルエット。