確かに、ウクライナ周辺国への戦争難民収容も、そろそろ限界
にきているようです。
ポーランド経由で、ドイツ、チェコにオーストリア、或いは北欧
にまで難民が押し寄せる可能性が出てきました。
これからロシア軍は益々攻勢を強めてきますので、今後の戦争難民
の行方が案ぜられます。
中欧の政府関係者は3月20日、約350万人のウクライナ難民を受け入れる
仮設住宅が限界に近づいているとの懸念を示した。国連機関によると、
ポーランド南部国境沿いのメディカだけでも毎日1万人以上の流入が続い
ているという。
中欧の政府関係者は、約350万人のウクライナ難民について受け入れ施設
が限界に近づいているとの懸念を示した。
国際移住機関(IOM)のデータによると、難民のほとんどがウクライナ
と国境を接するポーランドやスロバキア、ハンガリー、ルーマニアに滞在
し、各国を圧迫している。
IOMのガリンド広報官によると、ポーランドでは難民がさらに増えると
予想されている。
「何人来るのか、いつ来るのかも分からない。確実に言えることは、侵
攻開始から3週間がたち。ポーランド南部国境沿いのメディカだけでも
毎日1万人以上の流入が続いているということだ」
ポーランドには200万人以上のウクライナ人が避難。首都ワルシャワで
は、国立競技場が臨時の難民登録施設になり、多くのウクライナ人が列
を作った。
ナタリア・ストレルコワさんはウクライナの都市ドニプロ近郊からポー
ランドに到着した。
「住民はロケット弾が飛び始めたのを見てパニックになった。見れば、
逃げ出したくなる。子供がいればもっと大変だ。子供らに何か起こる
のではないかと心配になった」