ロシア、許すまじ!

競馬

www.youtube.com



ウクライナ南東部の都市マリウポリへのロシア軍からの降伏要求を
ウクライナが拒否しました。現在も30万人が孤立しているという情
報もあり、市民への無差別攻撃が強まることが懸念されます。

 
ロシア軍に包囲されているウクライナ南東部マリウポリ。ロシア国
防省は21日午前5時、日本時間21日午前11時までに降伏するよう、
最後通牒(つうちょう)を送ったといいます。

 
ロシア側はマリウポリが降伏し、マリウポリからウクライナ軍が撤
退すれば避難ルートを開くとしたのです。しかし…。

 
CNNによりますと、ウクライナ側はマリウポリ市の降伏はありえな
いと要求を一蹴。ベレシュチュク副首相は、こう述べたといいます。

 
ベレシュチュク副首相:「いかなる降伏も武器を捨てることもあり
得ない。ロシア側にすでに伝えた」

 
マリウポリでは、電気・ガス・水道のライフラインが止まり、水や
食料が不足する苦しい避難生活。たき火で料理し、人々は雪を溶か
して水を飲んでいます。

 
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「マリウポリの包囲は戦争犯罪
として歴史に残るでしょう。平和な都市で占領者が行ったことは、
何世紀にもわたって記憶されるであろうテロです」

 
また、そのマリウポリでは、市議会が過去1週間に市内で避難して
いる住民数千人がロシアに連れ去られたと主張しています。多くは
女性や子どもだといいます。住民たちは避難所となっている体育館
などから連れ出され、一部の人がロシアに送られたというのです。

 
マリウポリの市長:「第2次世界大戦中にナチスが人々を強制連行
していた。21世紀にもなって、他国への強制連行が行われている
なんて想像できない。ロシアのすべての戦争犯罪は罰せられるべきだ」

 
しかし、ロシア側の報道はだいぶ違います。ロシア国営メディアは、
こう報じています。

 
ロシア国防当局(ロシア国営のRIAノーボスチ通信から):「マリ
ウポリで人道支援活動を続けている。ネオナチの恐怖から今まで
5万6000人以上がロシアに避難してきました」

 
さらに、ウクライナ全土から270万人を超える住民がロシアへの
避難を希望していると報じています。


news.yahoo.co.jp