[阪神カップ(G2)]
有馬記念、ホープフルステークス施行の28日への軍資金稼ぎの一戦。
昨年快勝、今年はスワンステークスを勝ち、マイルチャンピオンシッ
プには目もくれず、阪神カップ連覇を狙うダノンファンタジー。
千四のスペシャリストでもあります。千二では短く千六は長いという
馬たちが必然的に集まってくる距離・レースでございます。当然、
G1の距離体系では凡走もしてしまいます。
これが別定戦なら酷量を背負うことになりますが、定量戦だけに55
キロで出走出来るのも強み。
そこでダノンファンタジーですが、全成績も何よりオープンに上がっ
てからの成績が(6009)と、ピンかパーかの成績。必ずしも先行
に拘るタイプではなく、脚質は自由自在。阪神芝は外差しが兎に角、
伸びますので、藤岡佑介騎手も考えて騎乗することでしょう。
馬券は3連単1着固定を軸に流し、3連複で押えるべきでしょうか。
この距離だけに先行馬も揃いましたが、何が何でも逃げに拘る馬もい
ませんが、この頭数だけに緩みのない平均ペースでしょうか。
実績馬は押えるにしても、穴なら仕舞い一手の脚質から変身したジヴ
ァージの外差し、懲りずに何度でも買うセイウンコウセイ、前走はダ
ートが裏目に出た阪急杯の覇者ベストアクター、時計が掛かれば浮上
してもおかしくはないケイデンスコール。
過去を振り返っても、荒れる可能性は否定出来ないだけに、手広く流
すことになります。
[グレイトフルステークス(3勝クラス)]
あれ?このレースって、有馬記念当日に施行されてなかったっけ?
ヴェローチェオロとロードトゥフェイムに、何で1キロ差がつくのか
よく分りませんが、本命は鞍上・戸崎騎手の腕も信じてヴェローチェ
オロにします。長距離線こそ騎手の腕の見せ所でしょう。
過去10年、3歳馬は3勝、馬券圏内率は33%と相性は悪くありま
せん。相手は勿論、ロードトゥフェイムにサトノラディウス、横山武
騎手に乗り変わった53キロのレティキュールですね。
穴なら、江田照騎手(公称49キロ)が50キロで乗るエクセレント
ミスズに、昇級戦でも中山との相性は悪くないウシュバテソーロあた
りでしょうか。