日曜競馬 回顧

競馬

[ジャパンカップ(G1)]


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あー、まぁ強かったですね、コントレイルは。
ラストランで生涯最高のパフォーマンスで、競走生活に閉じました閉じま
した。正直、ここまでのパフォーマンスは想定外でしたね。
流石は、ブリーダーズカップで2勝を勝ち取った名トレーナー矢作調教師
の腕でしたね。勿論、福永騎手の手綱捌きも百点満点でしょう。
キセキがお決まりのスタートで後手を踏み、二の足もつかずに後方からの
競馬になり、何が行くのかと思いきや、アリストテレスがハナを切る展開。
そして2番手には後方一気のハズのシャドウディーヴァ。一体どうなるの
かと思いきや、オーソリティが先団、シャフリヤールがその後ろで、コン
トレイルは中団に構えました。有力馬は思った通りのポジションに収まり
ました。向こう正面でキセキが強引にマクりましたが、既に全盛期のスタ
ミナはないのか、直線で馬群に飲まれます。
真っ先に動いたのがオーソリティ。スローな流れで末脚勝負では、2頭の
ダービー馬に分が悪いと踏んでの好プレー。そしてシャフリヤールが動き
ますが、あと1Fのところで内にササッてしまい、川田騎手は追い難くな
ってしまいます。そこを飛行機雲のようにサーっと流れるように末脚を爆
発させたのがコントレイル、勝負ありの完勝でした。
コントレイルは今後、種牡馬になりますが、オーソリティには、今後G1
戦線で活躍出来る目処を立て、実り多き一戦でした。シャフリヤールは、
馬体重は父のディープインパクトの血を継いでいるようですが、もっと成
長を促す必要があるのかもしれません。
ブルームは出遅れが響き、ジャパンは18番枠が響きましたが、グランド
グローリーは外国馬の中では格下の存在でしたが、左回りが得意なためか
G1馬の意地か、5着と頑張りましたね。