危機管理意識の欠如

競馬

自衛隊機がカブールに 
退避希望者は空港へたどり着けず


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アフガニスタンに残る国際機関で働く日本人や日本大使館の現地スタッフらを、
隣国パキスタンの首都イスラマバードに運ぶため自衛隊のC2輸送機が日本時間
25日夜に現地を発った。カブール空港に到着したが、退避を求める人たちが空
港に着いておらず、退避希望者を運び出すことはできなかったことが政府関係
者の話でわかった。


カブール空港で退避希望者を誘導する自衛隊員や、必要な物資を運び込むこと
には成功したという。すでにイスラマバードに到着している2機のC130輸送機
を近くカブールに送り、退避を求める人を移送する予定だ。空港を管理する米
軍の撤退期限が今月末に迫るなか、自衛隊が現地で活動できる期間は数日とみ
られている。

 
政府はイスラマバードを拠点にし、カブールの空港との間をピストン輸送する
ことを計画。退避の主な対象は、国際機関で働く「若干名」の日本人のほか、
大使館と国際協力機構(JICA)の現地スタッフら。その家族も含めると計数百
人規模とみられている。退避を希望するスタッフらは自力で空港まで移動する
必要があり、実際に空港までたどりつけるかが課題となっている。


www.asahi.com


これは外務省の危機管理意識のなさが要因ですね。
このようなことは、米軍撤退決定時に予想がついたハズです。
この混乱の中で、地力で空港まで移動するなんて、かなりの
離れ業でしょう。それも米軍が空港を維持出来る31日まで
なんてね。
コロナウイルス感染騒動もそうですが、霞ヶ関を支配してい
る東大(法学部)卒の、無力ぶりを痛感しますね。
彼等は、解が絶対にある問題を解く能力には優れていても
危機管理のような絶対的な正解がない、地力で解を探し出し
そのための方策を考え出さなければならない問題に直面すると、
途端に、思考能力が止まってしまうようです。
元々、そんな能力はないのでしょう。
アフガニスタン在住の日本人全員の脱出を祈念しますが、さて
どうなることやら ...。