[京王杯スプリングカップ（Ｇ２）]
１着馬には安田記念の優先出走権が与えられる、お馴染みの安田
記念トライアル。しかし、京王杯⇒安田記念を連覇した馬は、
２００５年のアサクサデンエンにまで遡らなくてはならず、更に
遡れば、タイキシャトルにタイキブリザードなどがいます。
近年の京王杯は、マイラーというよりも、1200～1400ｍを得意と
する馬がいいのかもしれません。勿論、スピードに勝るマイラー
もＯＫです。
この中にあっては、うってつけの馬としてラウダシオンがいますね。
千四成績も良く、昨年のＮＨＫマイルＣではレシステンシアを力
でねじ伏せました。東京コースも良く、鞍上も馬を知り尽くした
Ｍデムーロなら必勝態勢ですね。
相手ですが、人気どころは押えるにして、穴ならセイウンコウセイ
を挙げます。８歳になりましたが、シルクロードＳに高松宮記念を
見ると衰えはなく、見せ場以上を作ってくれるかもしれません。
そしてカイザーミノルは、メンバーが少し劣ったとはいえ、中身の
濃いレースをしてくれました。乗り方一つの馬ですね。
トゥラヴェスーラの前走には驚きましたが、Ｇ１好成績にマグレは
なく、自在性に富む脚質で、ここでも好勝負でしょう。
