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中国、ブータンで新たな領有権主張…
インドに揺さぶりか


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中国が6月以降、ヒマラヤの小国ブータン東部の領有権を新たに主張している。
ブータンと、その後ろ盾のインドは激しく反発する。中国の動きには、国境地帯
で軍同士が衝突するインドに対し、揺さぶりをかける狙いがあるとの見方が強い。
(中国総局 中川孝之、ニューデリー支局 小峰翔)


中国が領有権を主張し始めたのは、途上国の環境保護を支援する国際基金「地球
環境ファシリティー」の6月上旬のテレビ会議だった。議事録によると、ブータ
ンが助成を申請した同国東部「サクテン野生生物保護区」を巡り、中国代表が「
保護区は中国とブータンの国境画定協議で議題になっている紛争地域だ」として、
異議を訴えた。

 
これに対し、会議でブータンの利益を代弁する南アジア諸国代表は「保護区はブ
ータン固有の領土。過去に中国側が領有権を主張したことはない」と反論した。

 
中国とブータンは国交がない。中国外務省はブータンとの間で、国境画定協議を
1984年から24回行ったとしているが、未画定のままだ。外交筋によれば、
一連の協議で中国側が主張したのはブータン西部のドクラム地域と中部の領有権
だけで、保護区のある東部については「提起したことがない」という。

 
保護区は広さ650平方キロ・メートルで、ヒマラヤの生態系が残る自然豊かな
高地だ。インドが実効支配し、中国も領有権を主張するアルナチャルプラデシュ州
と隣接し、中印関係にとっても敏感な場所に位置する。ナレンドラ・モディ印首
相は就任後の最初の外遊先にブータンを選ぶなど、中国との緩衝地帯であるブー
タンへの影響力強化を図ってきた。

 
習近平シージンピン政権が領有権主張を拡大した狙いについて、インドの安全保障
戦略の専門家バーラト・カルナード氏は「インドをけん制する狙いだ」と指摘する。

 
米国のトランプ政権も中国の動きを問題視する。ポンペオ国務長官は8日の記者会
見でこの問題に触れ、沖縄県尖閣諸島ベトナム沖などとともに「中国は領有権
争いを(各地で)あおっている。世界はこのいじめ行為を許すべきではない」と語
った。


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中国共産党独裁政府は、何事よりも軍事力強化に心血を注ぎ、誤った
自信を背景に、続々と隣国のものである領土・領海に、領有権を主張
しています。
このような国に礼を尽くせと言い振る舞う、二階俊博自民党幹事長、
ウイグル族チベット民族にブータンのことは触れようとしない、自
称平和主義者や人権派にジャーナリスト。
遅まきながら日本も、核保有を含めて中国から軍事的脅威と思われる
くらいの防衛力を持つしかないでしょう。日本がどんな武装をしよう
が、所詮は日本の国内問題。中国はギャーギャー騒ぐでしょうが、そ
んなことは関係ありません。相互に脅威と思うからこそバランスが取
れて、緊張を伴う平和がもたらされるのです。
しかし、従属的な平和を望むバカが多過ぎますね、この国には。