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安倍首相、衆院解散「頭の片隅にもない」 党首討論


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安倍晋三首相と野党党首による今国会初の党首討論が19日午後開かれた。
野党党首はいずれも、老後の生活費が「2千万円不足」するとした金融庁
の審議会報告書を取り上げ、首相に論戦を挑んだ。首相は報告書について
「誤解を生じさせた」と釈明しつつ、年金制度の持続可能性を強調して反
論した。


立憲民主党枝野幸男代表は「報告書が出た後も年金の『安心』を強調し、
国民の不安に向き合っていない」と指摘。首相は「月々5万円不足すると
か大きな誤解が生じた」と報告書が不適切な内容だったことを認めつつ、
「この6年間で380万人が新たに働き始め、マクロ経済スライドの数字
が0・9から0・2に大きく改善した」と実績を強調。安倍政権で年金財
政が改善したと訴えた。

 
国民民主党玉木雄一郎代表も「2千万円不足」問題を取り上げた。審議
会に諮問した麻生太郎金融相が「政府の政策スタンスと違う」と報告書の
受け取りを拒否したことについて、「都合の悪いことを隠蔽(いんぺい)
し、なきものにするという政権の態度が国民に不安を与えている」と批判
した。

 
日本維新の会片山虎之助共同代表は年金問題以外に、衆院の解散・総選
挙について質問。首相は「解散という言葉は頭の片隅にはありません」と
否定。片山氏が「野党から内閣不信任決議案や問責決議案が出たらどうす
るか」とさらに問うと、「(解散という言葉は頭の)片隅にはないし、片
隅にもない。まずはしっかりと党首討論においても議論をしていきたいし、
どのように展開していくかということは国会の皆様にお任せしているので
予測できない」と述べた。


headlines.yahoo.co.jp


そんな簡単に天下の宝刀をしまっていいのですか。
衆議院を解散して国民の信を問うことは、首相に与えられた権限ではないか。
せめて発言の頭に「今は」とか「現時点では」とかを入れて欲しかった気が
しないでもないかな。