日曜競馬 回顧

競馬

[ヴィクトリアマイル(G1)]


1000m通過が56.1、上がり34.4、1:30.5の大レコード
での決着になりました。 
前半44.8→後半45.7と前後半の差が0.9と、レコードが
出る時はこんな時というように、前後半のラップのバランスが取れて
います。府中の千六、究極の持久力と末脚勝負になりました。
土曜日の京王杯スプリングカップでレコードが出たように、ヴィクト
リアマイルも早い時計が予測されたのですが、これほどとはね。
先手を奪ったアエロリットは、、最後まで自分の競馬に徹していたので
悔いはないでしょう。例年の時計レベルなら楽勝だったでしょう。
勝ったノームコアは褒めるべきでしょうが、それ以上にレーン騎手の
凄さったら、もうね。最終追い切りに騎乗して、この馬の特性を見抜
いたのでしょうか。最終レースも凄かったのですが、日本の競馬に
手が合う騎手ですね。
ダミアン・レーン騎手はスタート後、原則として位置を取りに行きます。
先行して、その次の策を考えるのでしょうか。
ノームコアにもし、主戦のルメール騎手が乗ってたら?
結果は同じだと推察します。ルメール騎手の展開を読む感覚も天才的
ですね。
惜しかったのは、2~4着馬。上位4頭に限れば、同じレースをした
ならば、着順は入れ替る可能性があります。僅差でしたね。



しかしJRAは、どこまでスピード競馬を推し進めていくのでしょうか。
競馬のスピード化は世界的な傾向で、凱旋門賞も例外ではありません。
でも、馬の脚にかかる負担は相当なものでしょう。
スピード競馬を進める前に、時計の計り方を世界標準に合わせるべきです。
皆さん、世界の時計の計り方って知ってます?
そうですその通りです。例えば 1600m 戦としたら、ゴールまで1600m
の所にゲートを設置して、スタートと同時に時計を計り始め、1着馬が
入選した時がそのレースの時計です。小数点第二位まで計測します。
それに反してJRA方式は、距離に限らず ゲートの設置位置を、5mの引き
込み線を設けてそこにゲートを設置して、スタート後、最初の馬がその
5m先にある本来あるハズのゲート地点を通過した時から、時計を計り
始めます。
例えば1600m戦なら、ゴールから「1605m」の地点にゲートを設置して
スタート。そして残り「1600m」の地点から時計を計り始めます。
必然的にJRA方式の方が時計は早く出ます。海外競馬中継で合田直也
さんが、言いにくそうに、日本の時計と比べる時には1~1.5秒違う
んですよと解説しているのを聞いた方も大勢いると思います。
ウインブライトが香港で勝った時にも、GCで述べていました。
いつまでこのような時計の計り方をするのでしょうか。
世界に向かって日本馬のスピードの早さを喧伝したいためですか。
いやいや、海外のホースマンがJRA式計測法を知ったら、嘲笑うこと
間違いないですね。



[本日の万馬券]


高知競馬「夜さ恋(よさこい)ナイター」で競馬二次会を開催。
この馬券を取って、二次会終了。
因みに、その前には盛岡競馬に参戦。SPAT4って便利ですね(苦笑)。
ギャンブル依存症なのかと考え込んでしまいますね。


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