自称、国民の代表の実態(失笑)

競馬

「産経がいると話しづらい」「テロリストと同じ」
記者はこうして東京新聞・望月記者の講演会取材
を拒否された


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「やっぱり産経さんはお引き取りください」。一瞬、何を言われたのか分から
なかった。新潟市のホテルで、9月23日に開かれた新潟県平和運動センター
主催の講演会。ゲストスピーカーは、東京新聞社会部の望月衣塑子記者で、
テーマは「武器輸出と日本企業-安倍政権の危険なねらい」。県政記者クラブ
で告知され、取材に訪れた本紙記者は、主催者につまみ出される形で会場を
退席した。その顛末(てんまつ)は…。

 
本紙記者が、この講演を知ったのは開催前日の夕方のことだった。新潟県政記者
クラブに告知されたリリースが県政担当の記者から支局にファクスされ、記者が
取材に行くことになった。

 
望月記者は、同じ大学の出身ということで個人的に親近感があった。産経新聞
東京新聞とでは論調は異なるが、取材現場の第一線で働く先輩記者の話を生で聞
けるチャンスでもある。北朝鮮など国際社会の情勢や問題をどうとらえているの
か、純粋な気持ちでぜひ、お聞きしたかった。

 
当日、記者が会場に着くと、参加者とおぼしき何人かがロビーにいた。受付の女
性に名刺を手渡すと、心なしか表情が曇ったように見えた。


「…担当者が来るまでお待ちください」と言われ、ロビーのソファに腰を下ろし
て待った。すると、15分ほどして廊下の奥から、キャリーバックを引いた女性
が現れた。スタッフが頭をしきりに下げており、望月記者らしいことが分かった。

 
あいさつを兼ねて、名刺交換をしようと思ったが、2~3分ほどスタッフと話を
すると、すぐに会場に入ってしまったので、「講演を聞いた後にチャンスはある
だろう…」と、再び開演を待つことにした。

 
それから5分ほどして、主催者である県平和運動センターの有田純也事務局長が
現れた。席には着かず、最後方のスペースで、立って取材をするなら許可する、
と伝えられた。写真撮影についても許可をもらい、ようやく会場に入ることがで
きた。

 
会場内は年配層が多く、若い人は少ない印象だったが、望月記者の講演とあって
か席はほぼ埋まりかけていた。指定された後方のスペースに荷物を置き、一息つ
いてから記者はトイレに行った。手を拭きつつ会場の入り口に戻ったときだった。
事務局長の有田氏から言われたのだ。「やっぱり産経さんはお引き取りください」
と。開演まで、あと10分だった。


予想外の展開に、記者は内心慌てた。「報道陣の取材は全てシャットアウトになっ
たのか」と問うと、「他の社は大丈夫ですが、産経は駄目です」との返答。
「なぜ、弊社だけが?」と繰り返し問うと、「産経がいると、望月記者が話したい
ことを話しづらくなるからです」と、強い口調で返ってきた。

 
弊社の何が恐ろしいか、理解しかねたが、「圧迫感を感じるというなら記者腕章も
外しますし、質問も控えます。講演だけでも聞かせてください」と交渉したが、
シャットアウトされた。

 
開始直前になって、詳しい理由も聞けずに退去するのは納得できない。

 
「この講演はオープンなはずでしょう。報道の自由憲法でも保障されている。
そもそも講演のリリースを記者クラブに流しておきながら、弊社のみ取材を拒否
されるのは解せない。理由をお聞かせ願いたい」

 
記者は説明を求めたが、「解せないっていわれても…。とにかく、そう決まった
んで引き取ってください」とかたくなに拒否された。

 
どうにも話にならないと思いつつ、最後に聞いた。

 
「貴会は主義や論調の違いだけで、報道機関をえり好みする団体という理解で
よろしいか」と。返答は「そうです。そのように解釈していただいて結構です」
というものだった。


帰りがけに、講演の受付の写真を撮って帰ろうと、カメラを向けてシャッター
を切ると、今度は、小太りの男性が「何勝手に撮ってるんだ!」と叫びながら、
会場から飛び出してきて、目の前に立ちふさがった。

 
「講演会からは退去するよう言われましたが、『外の写真を撮るな』とはいわ
れておりません」と返答したが、「それがあんたの会社の言う取材なのか!」
とまくし立て、「あんたらがやっていることはテロリストと同じだ!」と叫んだ。

 
これに対し、「あなたは弊社をテロリスト呼ばわりするのか」と問うと、この
男性は「へ理屈は聞いてない。写真をこの場で消せ」とまで要求してきた。

 
「私個人の判断で写真は消せない。上司に相談する」と応じたところで、講演会
が始まったようで、この男性と、周りにいた数人の関係者は、会場内に入って
いった。

 
関係者などによると、講演会で望月記者は「北朝鮮問題は、現政権(安倍晋三政権)
が対話を怠ってきた結果」と指摘したという。
この主張は、同記者の話の内容としては、さして新しいものではないだろう。

 
個人的には、政権批判のためだけに、“平和”を「錦の御旗」に使うのは、いかがな
ものかと記者は思う。ただ、今回の問題と主張の内容は関係ないし、水面下での
やり取りは不明だが、表面上は、望月記者自身に取材を拒否されたわけではない。


しかし、本紙に対し、主催者の新潟県平和運動センターが行った非常識な対応は、
失望しか覚えない。機会があれば、大学や新聞記者の後輩、また、産経新聞の記者
としても、望月記者の講演に対する取材機会を得たいと思う。
(新潟支局 太田泰)

新潟県平和運動センター】所在地は新潟市中央区新光町。同センターのホーム
ページは、センターの活動について、「国内はもとより世界の人々と連携し、核
も戦争もない平和な、そして人権が尊重され、環境保護が確立される社会を作る
ことをめざしています。脱原発憲法擁護、新潟水俣病支援、部落解放の運動に
取り組んでいます」と説明。
「さようなら原発1000万人アクションin新潟」「東電・柏崎刈羽原発差止
め訴訟」「戦争をさせない1000人委員会にいがた」「高校生平和大使派遣」
どの活動に取り組んでいる。

 
【望月衣塑子氏(もちづき・いそこ)】東京新聞社会部記者。昭和50年東京都
生まれ。慶應大法学部卒、千葉、横浜、埼玉県警、東京地検特捜部などで事件を
取材を担当。著書に『武器輸出と日本企業』(角川新書)、『武器輸出大国ニッ
ポンでいいのか』(共著・あけび書房)-など。


www.sankei.com


呆れ果てましたねぇ、望月衣塑子と新潟県平和運動センター
望月衣塑子なんて菅官房長官に向かって
「国民の代表として質問しているんです!」
と啖呵を切った姿に対して、拙ブログは何度もそのおかしさを指摘
してまいりましたが、その実態がこれほどのものとはね。
イソコが常々のたまっている「多様性」「報道の自由」「知る権利」の
根底がコレでは話にもなりゃしない。行動が言ってることと真逆。
こういう連中がもし仮に政権を取ったら、すぐさま言論の自由の抑圧に
出るのでしょう。専制政治の開幕です。
パヨクのパヨクたるところの一つは、言論の自由と口にしながら、自ら
の論調と相容れない意見を一切認めないところです。


「私はあなたの言うことには反対だ。しかし、あなたがそれを言う権利は
私が保障する。」 
ではないのかしらね。