池上さんも驚いた細野豪志氏の二階派入り
「あれだけ自民党を批判していた人が」
Q 細野さんの二階派入り、驚きです。
元民主党の細野豪志氏が自民党の二階派に入るそうです。あれだけ
自民党を批判していたのに、今後は自民党入りを目指しているよう
でびっくりしました。どんな政治思想の持ち主なんでしょうか。
(30代・女性・会社員)
A 細野氏を受け入れた二階俊博幹事長は、したたかです。
私も驚きました。あれだけ自民党を批判していた人が、という思いです。
これについて東京都の小池百合子知事は、2月1日の記者会見で、こう
述べています。
「本人の出処進退、自らお決めになったことだと思うが、舞台を確保
したかった、という思いが強いのではないか。政策を実現したいという
思いが強いのだろうと感じた」(毎日新聞2月3日付朝刊より)
うまい言い方ですね。政治家には、実現したい政策があるはず。その
ためにはできる限りのことをするもの、ということなのでしょうが、
一般の理解は得られないですね。
細野氏を受け入れた二階俊博幹事長は、したたかです。政策の違いなど
超越して自派の勢力拡大を図ろうとしているのでしょう。
政策の変遷など無視して何でも受け入れてしまう政治家と、自分のこと
だけを考えて政策を変えてしまう政治家。受け入れてくれる幹部がいる
のをいいことに変節する政治家に私から送る言葉は、次のものです。
恥を知れ!
(池上 彰)
驚き桃の木山椒の木とはまさにこのようなこと!
これは選挙民・静岡5区市民を愚弄してないか。
自民党二階派に入れるために、清き一票を投じて
当選させたワケではあるまいに。
こういうのを公職選挙法などで取り締まれないのかね。
ニコロ・マキャヴェッリは
「結果さえよければ、手段は常に正当化される」
と申しておりますが、自民党二階派入りするのは
自らの政治哲学を果たすべき手段なのでしょうか。
さて次の選挙で再選を果たせるかどうかが問題に
なるのでしょう。