英国防省、大規模サイバー攻撃を検討
ロシアの「侵攻」に備える狙い
英国防省はロシアによる「侵攻」に備え、英国における電力供給の断絶を狙い
とした大規模なサイバー攻撃の用意を検討していることを明らかにした。
英紙「サンデー・タイムズ」が報じた。
同紙によると、英国防省において、同国がロシアとの軍事衝突に対応可能な
十分な兵器庫を有していないとの懸念の声がささやかれている。
英政府はこれを受け、大規模なサイバー攻撃こそが核弾頭の使用に代わる、
ロシアによる侵攻に対応可能な唯一の手段との結論に至った。
同紙はまた、ロシアによる侵攻が行われた場合に「モスクワの電力を断絶」
するため、英政府がサイバー空間における攻勢的な攻撃ポテンシャルを高める
意向を示したことを明らかにした。
これにより、ロシアが石油資源の支配を確立し、難民危機を誘発しようと
エストニア、ならびにリビアに侵攻した際の英政府の対応能力向上が期待できる。
英国のデービッド・リディントン内閣府相は先に、西欧諸国はロシアへの
警戒心を露にし、サイバー能力を向上させる必要があるとの声明を出している。
https://www.thetimes.co.uk/edition/news/uk-war-games-cyber-attack-on-moscow-dgxz8ppv0
お隣の中国は、このとほかサイバー攻撃に熱心なようで
トランプ大統領を激怒させる事態に陥っています。
今は何でもネット社会というか、電子社会なんですね。
サイバー攻撃で、他国の電力を止めてしまうことも可能
ですし、社会的混乱を起こすことも、また軍へのサイバー
攻撃により無力化することも不可能とは思えません。
各国もディフェンスに熱心でしょうが、今後は新たな兵器
という観点での、オフェンスとしてのサイバー攻撃を
研究開発することでしょう。
特に日本のように、自衛隊だけで国家を守るのは無理の
ような国には絶対に必要ですね。
