銀行口座を解約される。宅配便や出前の配達を拒否される。幼稚園の登園を
断られる−。これらは反社会的勢力と言われるヤクザとその家族が置かれた
状況である
▼東海テレビが半年間、ヤクザに密着したドキュメンタリー映画「ヤクザと
憲法」の一場面だ。組の幹部が全国から集めた暴力団排除条例(暴排条例)
の“実害”を説明する。「ヤクザとその家族は人権侵害を受けている」
▼次のシーンで法の下の平等をうたう憲法14条が映し出される。見方によっ
ては憲法違反ともとれる暴排条例。ヤクザに人権はあるのか。家族には?
▼暴排条例を人ごとと思っていたが、別の法律がブーメランのように自分の身
に降りかかろうとしている。衆院で可決された「共謀罪」の趣旨を含んだ
「組織犯罪処罰法改正案」である
▼犯罪の実行前に逮捕可能な共謀罪。どんな思想を持ち行動しているのか、
監視が強まる懸念がある。憲法が保障する思想・良心、表現の自由を侵害
しかねない。監視対象とするか否かは当局次第。暴排条例同様、自分には
関係ないと言いきれるのか
▼監督は、暴排条例が暴力団の存続危機となるほど効果を上げたのは「アウト
かセーフの不明確な『線引き』だ。あいまいな規則の方が効果的だと条例は教
えてくれる」と著書で指摘する。金田勝年法相のあいまいな答弁の理由の一つ
が鮮明になった。
http://ryukyushimpo.jp/column/entry-503963.html
一体何が言いたいのか?
ヤクザの人権を守れか?
反社会的組織である暴力団を取締る暴対法の違憲性か?
ヤクザにとっての暴対法が、市民にとっての共謀罪と
いいたいのか?
パヨク系のシンブンはホントによく分からん。