世界は何ができるのか 北朝鮮問題
(ど〜でもいいけど、毛沢東に似てきたねwww)
「ならず者国家」。「喫緊で最大の脅威」。北朝鮮は様々に形容されてきたが、褒める
言葉はあまりない。
北朝鮮の政府は、住民を残酷に抑圧する一方で、核兵器開発を脇目も振らずに追求して
いると非難されてきた。
最近では、5回目の核実験を行い、複数のミサイルを発射し、化学兵器を使って国家トップ
の異母兄を暗殺したと広くみられている。
しかしなぜ北朝鮮はこれほど問題なのか。そしてなぜ解決策が見つからないのか。
(略)
同じ制裁でも、北朝鮮の機能を支える中間的な存在(たとえば中国の銀行など)への制裁
ならば、実質的な打撃につながると博士は指摘する。北朝鮮が中国から輸入する石油を制
裁対象にするのも、即効性があるはずだという。
しかし問題は中国だ。中国は、北朝鮮政府の不安定化につながり、自国北の隣国を混乱状態
に陥れるような対応をとりたくないのだ。
そりよりむしろ中国は、正直な仲介人の役割を担おうとしていると、博士は言う。北朝鮮を
対話するよう、米国に促しているのだと。確かにドナルド・トランプ米大統領は選挙戦中、
金正恩氏とハンバーガーでも食べながら話す用意はあると発言したかもしれない。
しかし米・日・韓の3カ国はこれまでに、対話再開が実際の選択肢となるには、まずは北朝鮮
側が本気で譲歩する姿勢を見せなくてはならないと、明確に意思表示してきた。
軍事オプションはあるのか
あるにはあるが、あまり良くない。北朝鮮に対する軍事行動は、軍事的にも民間人に対しても
きわめて多大な被害をもたらすと、一般的に考えられている。
北朝鮮の核の備蓄を発見し排除するのは、困難だ。専門家たちは、地下深くに埋められていると
みている。さらに北朝鮮は軍備を充実させており、ソウル(およびその先)をミサイルの射程圏
内に収め、生物化学兵器を保有し、約100万人の兵を持つ。
北朝鮮に軍事行動をとった場合、「韓国に甚大な被害をもたらす報復攻撃のきっかけになる」
リスクがあると、ニルソン=ライト博士は言う。
(略)
では何が最善の手段なのか
圧力と対話の組み合わせが必要だと、ニルソン=ライト博士は言う。圧力とはたとえば制裁強化、
米国務省テロ支援国家リストへの復活(2008年にいったん外されていた)のほか、中国と協力し
て実質的な痛みを伴う措置の実施――などの組み合わせだ。その一方で、対話開始のインセンテ
ィブとなるのは、米国による正式な国家承認と外交関係の樹立、あるいは韓国との平和条約締結
だろう(南北朝鮮は法的にまだ戦争状態にある)。
この取り組みで何より重要なのは、米・中・韓・日の連携だ。しかし米国では新政権が発足したし、
韓国政治は麻痺状態にある。歴史問題をめぐる日・韓・中の対立も続く。中国政府はさらに、米国
が韓国で配備している地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)」に激しく抗議している。
北朝鮮としては、こういう各国の足並みの乱れを活用できるわけだ。
「北朝鮮が今、強く打って出ているのはそのせいだ。有効利用できる活路があると分かっているのだ」
とニルソン=ライト博士は主張する。
(英語記事 North Korea: What can the outside world do?)
やはりチョン半島の行方を握るのは、シナのようですね。
米国では新政権の発足で国論分裂、南チョンは政権不在、日本は南
チョンと仲違いして大使・総領事を引き上げ、シナは南チョンに配備
されるTHAAD に対して怒り狂っている状態。
博士の指摘通り、米中日韓で揃って北チョンに何かを出来るような
状況ではありませんね。北チョンに足元を見られています。
まして南チョンの次期政権が親北チョン政権となればなおさらですな。
かつてないほど、対北チョンでは緊張が高まっています。
北チョンの軍事行動に備える必要性が高まってきています。
国会もクダラネェ森友問題なんかに係わってないで、真剣に
日本の安全保障のことを議論しろよ。
民進党、社民党に共産党は意識的に北朝鮮の話題を
避けてないか?