米軍警戒、北VXミサイルで数千人〜数万人犠牲も
政府関係者危惧する「暴発シナリオ」
日米同盟が、北朝鮮の弾道ミサイルへの対抗戦略を緊急構築しつつある。金正恩朝鮮労働党
委員長の狂気の指示で、弾道ミサイル4発が同時発射されたことは、間違いなく「新たな段階の
脅威」だからだ。日米が重大警戒する、猛毒の神経剤VXをはじめとする生物化学兵器を搭載し
たミサイルが直撃した場合、数千人から数万人が犠牲となる可能性があるという。国会は「平和
ボケ」した審議を続けていていいのか。ジャーナリス トの山口敬之氏が核心に迫った。
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スカッドERは、ロケットのような発射台から打つテポドン系とは異なり、TEL(移動・直立
・発射)車両と呼ばれる移動式発射台を利用するため、そもそも迎撃が難しい。今回のように
4発同時発射された場合、「現在の迎撃システムが対応できるのは半数以下」という専門家も
少なくない。初期情報の混乱を考えれば、4発のうち3発程度が北朝鮮が狙ったターゲット付近
に着弾する可能性が高いことになる。
(略)
そこで注目されるのが、生物化学兵器だ。
4発のうち1発を核弾頭とし、残りの3発に生物化学兵器を搭載して同時に発射すれば、3発が
日本の国土に到達することを覚悟しなければならない。安全保障上の深刻な危機といえる。
(略)
最高レベルの緊張状態が続く北朝鮮情勢だが、政府関係者が「最も危険」とみているシナリオは
以下の通りだ。
米軍の「斬首作戦」「限定空爆」など先制攻撃を察知した正恩氏が追い詰められて、日本にはミサ
イルの 飽和攻撃を、韓国には軍事境界線越しに砲撃の嵐を浴びせるという、「暴発シナリオ」である。
在日米軍基地のみならず、日本の大都市圏を狙った核ミサイル、VXミサイルが発射されないとは
言い切れない。
政府には、被害を最小限にするための情報開示、避難誘導のあり方を早急に確定することが
求められる。
国会も「平和ボケ」から脱して、国民の生命と財産を守るための審議を期待したい。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170315/plt1703151130001-n1.htm
国会はいつまでも森友学園だの稲田防衛相の失言問題などに
時間を費やさないで、国土と国民の安全に関する議論をしろよ。
民進党、社民党に共産党などは、国家の安全保障を何と心得る。
憲法第9条さえ守っていれば平和だと? こいつら本気でそう考え
ているフシがある。憲法信者か。そもそも憲法は隣国にこのような
国があることを想定していない。安全保障の危機意識のない議員
は議会から去って欲しいもの。
マスゴミもマスゴミ。危機意識の欠片も見られない報道ぶり。
これでは国民の危機意識も醸成されない。
その日その日を無難に過ごせばいいのか。
それとも、話し合いで何とかなると思っているのでしょうか。