金杯 回顧

競馬


[中山金杯(G3)]


消耗戦の様相を呈するような競馬でしたね。
前後半が、60.4 - 60.2 見事なまでの平均ペースですね。
そこをレースの上がりズブズブの 36.7 を 最速の 35.6 で差し切った
ツクバアズマオーの勝利にケチをつける人はいないでしょう。
確かに、展開に恵まれたかもしれませんけどね。
まるでディセンバーSの再現を見るようなツクバアズマオーの競馬でした。
道中は後方待機で、3〜4コーナーの間あたりから馬なりに近い仕掛け気味で
進出。4コーナー過ぎには既に前を射程圏に。
明日のスポーツ紙を見るまで何とも言えませんが、AJCCにチャレンジして
欲しいところですね。 遅咲きのステイゴールド産駒です。
先行勢で残ったのはクラリティスカイ。専門紙では「逃げたい」そうでしたが
ダノンメジャーと無理に競らなかったのは賢明でした。
ここが復活の切っ掛けになるかもしれません。
シャイニープリンスは小回りコースが似合ってますね。



予想ではあえて記しませんでしたが、3連単 3→2→1 10,430円を
的中。 万馬券といえどもギリギリの万馬券であり、金額も負けが込んでいた
せいもありショボいのですが、まぁ金杯で乾杯!」ですね。




[京都金杯(G3)]



モーリス引退後、古馬マイル路線に錦の御旗を上げたのかエアスピネル
1000m 通過が 57.6 は幾ら何でも早いだろう、秋山、というよりか、柴田大騎手よ。
前走のチャレンジCの 1400m 通過ラップが阪神カップの勝ち時計より早いことで
少し自信を持ちすぎたかな。
エアスピネルは着差以上に完勝でした。向こう正面で口を割って折り合いを欠く
シーンもありましたけどね。
ブラックスピネルも馬体重が気になって、3連単では消してしまいましたが、
成績通り、やはりなかなか走る馬ですね。 福永も上手かった。
フィエロフィエロらしい、善戦マンで終わってしまいましたね。