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【一生働く!】65歳で意識の改革を
各人が市場価値を持つ重要性


先月10月27日に一般社団法人 高齢者活躍支援協議会・シニアセカンド
キャリア推進協会の共催シンポジウム「65歳以上をどう生きるか!どう働
くか!」が開催された。同テーマでの開催は第2回目。今回のシンポジウム
の内容を紹介する。

 
■高齢者自身の意識改革を


同シンポジウムの開会にあたり、挨拶に立った高齢者活躍支援協議会会長の
渡辺利夫氏は、近年における日本の高齢者の犯罪率、自殺率の高さについて
触れ、その原因の一端は高齢者の生きがい喪失にあるのではないかと言及した。

 

その一方で、高齢者の平均寿命は年々延びており、最新の発表によると、男性
80・7歳、女性87・1歳に達し、ともに過去最高になっている。
60歳や65歳で定年を迎え仕事の第一線から離れた人たちは、20数年もの
時間を、喪失感に襲われながら生きていく可能性が高いと指摘した。


 
「これからは、65歳以上でも働くことが普通だと、高齢者自身がその意識を
変えていかなければならない。企業側もより積極的に高齢者を雇用すべきです。
スイスの哲学者、カール・ヒルティは著書『幸福論』に、『仕事は義務では
ない。我々は働く権利があり、仕事がもたらす幸福が人を豊かにする』と書い
ていますが、共感できます」(渡辺氏)



さらに、ヒルティが挙げる「仕事を上手にする4つのコツ」についても紹介した。
(1)とにかく着手する(2)準備に時間を掛け過ぎない(3)やる気を自ら
引き出す。ただ待っていてはいけない(4)毎日決まった一定の時間、仕事を
する−ことが肝心だという。この4つのコツこそ、高齢者に向けての最良のアド
バイスになるのではないかと渡辺氏は付け加えた。

 
■各人が市場価値を持つ重要性

 
シンポジウム後半であるパネルディスカッションでは、高齢者活躍支援協議会
の副理事長・岡本憲之氏がコーディネーター役を務めた。
同氏は、欧米諸外国の職に就く「就職型(ジョブ型)」の雇用形態に比べ、
日本型雇用システムは会社に入る「入社型(メンバーシップ型)」で、日本に
おける「職種別労働市場(外部労働市場型)」の未発達につながっているという。

 

そのため、定年でメンバーから外れた高齢者は、会社を辞めれば「会社価値」
がなくなり、外部で通用する「市場価値」を持たない場合が多く、再就職時
に得意な職種がなくマッチングできないケースが多々あると指摘した。

 

では、高齢者に向いている職種は何なのか、高齢者就労市場の今を熟知して
いる人材派遣業界の3人がディスカッションを繰り広げた。 以下次号。


http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20161130/ecn1611300830003-n1.htm


あぁ私も60歳定年なんて嫌ですね。ん?今は63歳か?
退職して悠々自適の生活なんて、これっぽっちも望んで
いません。生涯、是、現役、ですね。
ただ今の会社での再就職はどうなのかなぁ。
制度としてはありますが、後輩に要らぬ気遣いさせまいか。
私は職業に貴賤は無いという考えですので、業種には
拘りません。ゴミ収集車に乗っても、工事現場の交通整理
でも、夜間営業・24時間営業のスーパーでの夜間勤務
もよし、要は働ける場所があるなら、何でもいいです。
出来れば競馬があるので日曜日にお休みを頂ければ、
なおよし、ですね(笑)。