東京都は29日午後、豊洲市場で行われている地下水モニタリングで、基準値を
超えるベンゼンとヒ素が合わせて3カ所で検出されたと発表しました。
基準値を超えるベンゼンとヒ素が検出されたのは、青果棟がある5街区の敷地の
地下水です。ベンゼンの基準値は1リットルあたり0.01ミリグラムですが、今回
は2カ所で0.014ミリグラム、0.011ミリグラムのベンゼンが検出されました。
また、ヒ素は1カ所で、基準値が1リットルあたり0.01ミリグラムのところ、0.019
ミリグラムが検出されたということです。
土壌汚染対策後に基準値を超えるベンゼンなどが検出されたのはこれが初めてです。
https://www.youtube.com/watch?v=lyS5yrpWBnw:movie,w600
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000084511.html
こりゃ移転どころじゃなくなりましたね。
ベンゼンを基準値以上に吸引すると、急性中毒症状を起こし、
ヒ素の毒性に至っては、言わずもがなでしょう。
和歌山で起きた毒物カレー事件など、多くの犯罪で使用されて
いる毒性の高い物質です。
それが地下水として流れている上で、青果（生花？）市場を
開くのは、現実的にはコンックリートでブロックされ安全とは
言われても、風評被害は避けられないでしょう。
致命的な調査結果です。
なぜ手抜き工事が行われたのか？
担当部局の担当者・管理職を遡って、事情聴取をした上で結果
を公表し、必要に応じて訴訟しするしかないでしょう。
恐らく、都庁のお役人だけでなく、都議会議員などの圧力団体
も含まれるでしょう。
この問題を解決するには、豊洲市場建設に係わった連中の、
証言は必須ですね。 例え自殺者が出ようとも・・・。
