若者たちのまなざしwww

競馬


連載:いま子どもたちは
(いま子どもたちは)政治って?:1 10代のデモ、変ですか?
2016年2月4日05時00分 朝日新聞
ティーンズ・ソウルのあいねさん



(No.1039)
1月の金曜日の夜、東京・渋谷駅近くの貸し会議室に、LINE(ライン)で連絡を取り
合った高校生6人が三々五々、集まってきた。
机に菓子パンやペットボトルが並ぶ。「明日何時?」「終わったらご飯行こう」「先に
言ってよ。明日は美容院だよー」




6人は、安保法制反対のデモや勉強会を企画ログイン前の続きする高校生グループ
「T―ns SOWL(ティーンズ ソウル)」のメンバー。
翌日の勉強会の準備のために集まった。

 


30分遅れて、都立高校2年のあいねさん(17)がやってきた。
マネジャーを務めるサッカー部の練習後に駆けつけた。

 


議論がにぎやかになる。「2月のデモさ、高校生100人くらい集めたいよね」
「誰でも分かるコールがいい」「友達連れてきてよ」「最近誘いづらくてさ」。
ホワイトボードが「人を集めるには」「同世代」といった文字で埋まっていく。



http://digital.asahi.com/articles/DA3S12192767.html?rm=150



あいねさんが初めてデモに行ったのは高1の12月、特定秘密保護法施行の日だった。
「やばい法律」という漠然とした感覚を確かめたいと思った。
デモで、大学生が声を上げる姿に衝撃を受けた。
「あんなに政治的な思いを真っすぐに口にするの、見たことがなかった」

 


ほどなく、安保法制への反対デモにも参加し始めた。国会前での抗議行動で知り合った
高校生と一緒に昨年7月、ティーンズ・ソウルをつくった。

 


一般的なサラリーマン家庭で育った。家で政治の話はしない。デモで「戦争反対」と
書かれた横断幕を持たされた時は、「テレビに出ているわよ」と母が不安そうに電話
してきた。

 


「でも、親はやりたいことを尊重してくれているみたい」という。
デモで知り合った大学教授と食事に行ったことを話すと、母は「いい経験だね」と
言ってくれた。

 


小6のとき、東日本大震災が起き、多くの命が奪われた。原発事故で故郷を追われた人
たちが連日、テレビに出ていた。社会のことを考えるようになった原点は、そこにあった
ように思う。
「何が正しくて、何が間違っているのか。無関心で生きていたら気づかない。やばい」

 


学校の先輩にツイッターで「デモは馬鹿が騒いでいるだけ」と突き放されたこともある。
「めっちゃへこんだ」。それでも、自分ができることを考え、行動に移したい。
だからいま、仲間たちとここにいる。




東日本大震災が、社会や政治に目を向けることにつながったというメンバーは多い。
東京都多摩市の高校1年小川空さん(16)は震災が起きたとき、小5だった。
夕暮れまで友達とサッカーボールを追いかける日常が崩れた。当時住んでいた都外の
関東地方の街に、放射線量が周辺より高い「ホットスポット」があると言われた。

 


外での遊びは控えて、給食の牛乳は飲まないで――。母は心配を募らせ、ついに中1の
ときに引っ越すことに。「友達と引き離さないで。普通の毎日を送らせてほしい」。
その時は、母への憤りしか感じなかった。
だが、中3の頃、「悪いのはお母さんじゃない」と気付く。

 


「日本は平和で豊かないい国。心配しなくても、何も悪いことは起きない」と思っていた
が、震災で崩れた。「自分の頭で考えて、国のすることを疑ったりしないと、平凡な日常
だって崩れてしまう」。
それに気付かせてくれたのは母だ。いまは、そう思う。

 


昨年6月、安保法制に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」主催の抗議行動を
見に行くと、大学生のスピーチが耳に飛び込んできた。
「日常生活の中で一人ひとりが、どう行動するかだ」

 


高校では「渋谷でデモなんて、はっきり言って邪魔」「なんか意味あんの?」と言われる。
でも、気にしない。「みんな違っていていいと思う」

 


昨年12月、ある先生が授業中に、空さんが大好きな言葉を黒板に書いた。
「孤独に思考し、判断し行動してください」。
シールズのメンバー奥田愛基さんの言葉だ。先生とふと目が合った。
背中を押された気がした。(市川美亜子、後藤遼太)

 


◇18歳選挙権が今年、導入されます。10代後半の若者たちは、社会に、政治に、
どんなまなざしを向けているのでしょうか。4回にわたって追いかけます。


[,w600]
大迷惑!


シールズってあの昼間だけ居座って漫画を読み時間を潰し、
ポカリスエットを飲みながら、夜には自宅に帰った、自称
“ハンスト”を敢行した、あの連中ですねwww
しかし朝日新聞ってホントに若くて物知らずなブサヨ系の連中を
持ち上げるのが好きなんだよな。
もっともヤバくなったら、スッと手を引くんだけどね。



古代ローマ
ユリウス・カエサルが議場で若きブルータスの熱弁を聞き
「私には、あの若者が何を欲しているのかは分からなかったが、
何かを強烈に欲していることだけは、よく分かった。」
という皮肉、というか率直な感想を思い出しました。