日曜競馬 回顧

競馬


[朝日杯フューチュリティステークス(G1)]


1000m 通過が 60.0、上り3Fが 34.4 。前半 47.3 - 後半47.1
平均的に遅いスローペースの上がりの競馬になりました。
武豊騎手の最大の武器は、ペースを読んで自在に動くことです。
他の騎手には、なかなか真似の出来ないことですね。
後ろに15頭を従えて、余裕を持って追い出しました。
恐らく、直線中頃には勝利を確信したことでしょう。
1頭の馬が音速の如く、大外を回って近付いてくるまでは…。
名牝シーザリオの仔、兄はエピファネイア、恵まれた素質とその
裏付けです。 リオンディーズ
デムーロ騎手は最後方に構え、直線 474m に全てを賭けました。
2番人気とはいえ、1番人気とは差のある、ある意味では気楽に
思い通りに乗ることが出来ます。そして結果を残しました。
上がり 33.3 (エアスピネルは 34.0)の爆発力、というより
鋭い切れ味で、武豊騎手の前人未踏の記録を裂いてしまいました。
3着以下は4馬身差の一騎打ちでしたね。
負けたとはいえ、エアスピネルも強かったです。
現時点では、この2頭が来春のクラシック有力候補として名乗りを
あげました。
サラブレッド Thoroughbred Thoroughは徹底的に、bred 交配
競馬が血のスポーツと言われる所以ですね。
両馬とも父はキングカメハメハ、母馬は同期のG1馬同士。
やっぱり良血馬は、それなりに走るんですね。