三菱ＵＦＪが自社株買い ３半期連続、1000億円規模
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループは総額1000億円規模の自社株買いを行う方針を固めた。
2015年４〜９月期の連結純利益は4500億円としていた期初予想を３割上回る見込みで、利益
を株主に還元する。資本効率を重視する投資家の増加を受けて、国内の上場企業は１〜６月
の自社株買いが７年ぶりの高水準だった。この流れが下期も続きそうだ。
13日午後の決算発表に合わせて公表する。三菱ＵＦＪは2014年11月から約７年ぶりに自社株
買いを再開しており、今回で３半期連続となる。メガバンクは08年の米金融危機以降は金融
規制に対応した自己資本の増強を優先して自社株買いを控えていたが、この流れが反転して
いる。
三菱ＵＦＪは2018年３月期に自己資本利益率（ＲＯＥ）を８％台後半にする目標を掲げている。
足元では中国を中心とした新興国経済の減速などを受けて16年３月期の通期見通しを慎重に見
ているが、中期目標の達成に向けて継続的に利益の株主還元を続ける姿勢を明確にすべきだと
判断したもようだ。
→ http://www.nikkei.com/article/DGXLNSE2INK01_S5A111C1000000/?dg=1
三井住友ＦＧの４〜９月、純利益19％減の3881億円
三井住友フィナンシャルグループ（8316）が13日に発表した2015年４〜９月期の連結決算は、
純利益が前年同期比19％減の3881億円だった。
貸倒引当金の戻り入れ益が減少したことによる与信関連費用の増加や、出資するインドネシア
年金貯蓄銀行（ＢＴＰＮ）の株価が取得時から大幅に下がったことが響いた。
16年３月期の連結業績予想は純利益を前期比１％増の7600億円で据え置いた。
150円とする年間配当の予想も維持した。
→ http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13HJ5_T11C15A1000000/
三菱ＵＦＪＦＧの決算発表は１９：００〜なので、この記事を見る限り
三井住友ＦＧの株主は、この週末を暗澹たる気分で過ごすことになるの
かもしれませんね。
昔はそうでもなかったのですが、業績上方修正にはストップ高まで買い
続けられ、業績下方修正にはストップ安まで叩かれ続けられます。
そんな例が多いですよね、凄い極端ですよね・・・。
こちらは三菱ＵＦＪＦＧの決算発表を固唾を飲んで待つばかりです（苦笑）
