日曜競馬 回顧

競馬


[札幌記念(G2)]


レースラップですが、前後半が 58.9 - 60.1 、1:59.0 。
そして上りが 36.2 。ズブズブの展開。 
やはり前半が少し早かったみたいですね。
それでもトーホウジャッカルは、どうしたことでしょう。
高速馬場とはいえ、3000m を 3:01.0 で走ることが出来る馬が
4コーナーに入る時点で、酒井騎手は懸命に追ってました。
この時点でジャッカルは試合終了です。
この馬には、このような早いペースの競馬は、合わないのかも
しれませんね。 スタミナ云々とは別に。
定量戦で自分の競馬に徹しての負けですからね。
秋競馬では、少し疑われても仕方ありません。
それにしても、ディサイファには驚きました。
先行馬走崩れの中で、この馬は勝ったのですから。
ディープインパクト×ドバイミレニアム の血統。
秋には大きな仕事をしてくれるのかしら。
ラキシスは名手で絶好調のルメール騎手の、乗り間違い。




[NST賞(OP)]


前後半は、33.9 - 37.1 勝ち時計 1:11.0 。
前後半では、最初の3Fが、実に 3.2 秒も早いですね。
アースゼウスは、必ずしもスタートがいいとは言えない馬ですが、
今回も出はイマイチ。
デムーロ騎手がハナを主張すると、他馬は番手に退きました。
アースゼウスのマイペース、絶好の展開ですね。…。と思いましたが…。
確かにアースゼウスは、2走前の同条件で、テンを 33.5 で逃げ、
上りを 36.4 でまとめて、1:09.9 で勝っていますが、それは不良馬場で
脚抜きのいいダートでのこと。
パサパサに近い良馬場での 33.9 はキツかったのでしょう。
しかし、トキノゲンジですか…。これはもう斤量51キロの恩恵ですね。
あぁ、「ハンデ戦は重い方から薄目に」との競馬格言を体現した
レースだったのかもしれません。





[北九州記念(G3)]


まぁビッグアーサーにとっては、ある意味での試金石。
結果はベルカントには完敗でしたが、2着は確保してくれて何よりでした。
前後半は、32.7 - 34.6  1:07.3 。
ビッグアーサーにとっては、重賞レースの厳しさを体験できて、よかった
と思います。 厳しいレースを経験するたびに、強くなっていくものです。
それだけの素質は、あると思います。
ベルカントの斤量は55キロ。牡馬計算で57キロ。事実上のトップハンデ。
アイビスSD北九州記念 を制して、スプリンターズSの有力馬として
名乗りを上げました。