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米スパイに筒抜け、北朝鮮の「極秘実験」



日本の安全保障にとって、とても気がかりな情報が世界を駆けめぐった。
北朝鮮が9日、潜水艦から弾道ミサイルを水中発射する実験に成功したと発表したことだ。



■潜水艦から発射した「SLBM」ではなかった?

 

北朝鮮朝鮮中央通信によると、金正恩キム・ジョンウン)第1書記が現場で実験を指揮
したという。その場に立ち会った金正恩氏の写真を公表し、実験は「成功」したと伝えている。



事実とすれば、日本にも大きな影響が及びかねない。
すでに日本は北朝鮮弾道ミサイルの射程内に入っている。
これらはもちろん、すべて地上に実戦配備されているものだ。



「近年、北朝鮮は移動式のミサイル配備を進めているため、以前よりは監視しづらくなっている」
(日本の軍事専門家)。とはいえ、日米の偵察衛星などがくまなく目を光らせれば、ある程度、
発射の兆候を察知できる。

 

しかし、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は海中から突然、発射されるため、地上型よりも
ずっと予測が難しい。このため、米国やロシアも「核弾頭のSLBMを核抑止力の切り札の一つに
しており、中国も開発を急いでいる」(日本の安全保障担当者)。

 

いわば、SLBMは“究極の兵器”のひとつなのだ。では、北朝鮮は本当に実験に成功したのか。
目を引いたのが、米国のスパイ活動にもとづくとみられる情報だ。

 

ニュースサイトの「ワシントン・フリービーコン」は11日、米情報機関が実験の兆候を数日前から
つかみ、軍事衛星や航空機、観測船を使い、徹底的に現場の動きを監視していたと伝えた。

 

そのうえで、北朝鮮は潜水艦からではなく、潜水艦の発射管に似たような模型を水中に沈め、
そこからミサイルを打ち上げたもようだと暴露した。

 


同サイトが引用しているのは「機密報告を知る立場にある」という、匿名の米当局者らのコメント。
報道が事実とすれば、実験は成功していないどころか、本物のSLBM発射ではなかったことになる。



さらに、仏AFPが11日、「米当局者」の話として似たような情報を流したほか、13日は米ブルーム
バーグも「北朝鮮は潜水艦からミサイルを発射したのではなかった」と報じた。




金正恩第1書記は発射実験に立ち会ったという=聯合・共同



北朝鮮軍の海中における動きも監視

 

ただ、米国防総省は正式なコメントは避けている。
米国がどこまで実態をつかんでいるかを明らかにすると、軍事衛星をはじめとする米側の情報入手
能力を、他国に知られてしまうからだ。
それにもかかわらず、これらの報道が相次いでいるのは、なぜか。

 


「SLBM実験成功」という北朝鮮の発表を打ち消さなければ、日韓などに動揺が広がりかねない。
こんな判断から、米政府が機密情報のさわりだけを、意図的にメディアにリークしているとみられる。

 


韓国国防省報道官によると、北朝鮮のSLBM開発はなお「初期段階」にすぎず、ミサイル完成には
4〜5年かかる見通しという。 今回の一件により、米国が衛星などを駆使し、地上だけでなく、
海中における北朝鮮軍の動きにも目を光らせている実態が浮き彫りになった。
日本政府はどのくらい、そうした機密情報を共有しているのか。
その深さが、日本の安全保障にも大きくかかわってくる。



→ http://www.nikkei.com/article/DGXMZO86776950U5A510C1000000/?dg=1


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核武装の中でも、SLBM搭載原潜は欲しいですよねぇ。
まぁどこの海軍も、仮想敵国の潜水艦を絶えずマークしてますけどね。
攻撃型原潜も必須ですね。
日本も核武装をすべきです。 
それは他国を粉砕するためではなく、そうならないための
抑止力としての核兵器保有の必要性を訴えます。