日曜競馬 回顧

競馬


[共同通信杯(G3)]




昨日の予想で触れましたが、
新馬勝ち直後、あるいは未勝利勝ち直後の1勝馬は、共同通信杯の歴史48回、
「まだ1頭も、1-2着したことがない」。そんな長く続く気になるジンクス』
そのジンクスを見事に破ったのがリアルスティールと福永騎手。
まぁ目は取りましたが、1勝馬だろ?他馬はレースで揉まれた経験のある
馬達だろ? と、半信半疑でしたけどね。
最初の 1000m が 1:00.0 丁度。逃げ馬不在の中で、シゲルゲンキヤマが
ハナに立ち後続を引っ張りました。
確かにリアルスティールは勝ちましたが、個人的な見方ではドゥラメンテ
自爆ですね。2コーナーから向こう流しに、引っ掛かって3番手まで上がって
しまいました。折り合っての3番手ではありません。
石橋脩騎手が懸命に折り合った結果、後方集団の1頭になってしまいました。
最後は上がり最速の33.7の末脚を発揮しましたが、1/2馬身先着を
許してしまいました。
中1週が心配されてましたが、ローテーション通りと言う堀厩舎ならと信じて
しまいました。馬はテンションが上がり放しでしたね。失策です。
リアルスティールは稽古を付けている福永騎手が手放さない矢作厩舎の馬。
皐月賞直行ですね。競馬センスが抜群です。
ドゥラメンテは折り合いに心配が出て来たものの、2着賞金を得て賞金順で
ほぼ皐月賞への切符を手にしました。いや、1650万円では足りなくなるかも?
2歳重賞が増えたせいか、色々なローテーションでクラシックに向かう馬が
出てきました。今後の3歳戦は目が離せませんね。とても楽しみです。





[京都記念(G2)]



競馬に絶対はない! ことは競馬歴20年以上の私でも何回も懲りずに経験
しています。
でもさ、キズナハープスターと他馬と比較すると、比較するだけ徒労に
終わるというもの。そう、予想の段階ではね。
キズナ武豊騎手の思い描いた競馬でしたね。上がり最速33.3で
ハナ・クビの時計差無しの3着は仕方ありません。9か月ぶりの競馬で馬体重が
+22kgでした。成長分もあるでしょうが、やはり太目残りは否めません。
いい競馬をしたので、春の天皇賞に向けて幸先よい始動に成功しました。
そうです。ここは大目標の天皇賞(春)への視界良好でしょうか。
凱旋門賞は分かりませんが。
で、問題のハープスター。いいとこ無しの5着。勝った馬から0.4差。
道中を中団で進んだのは悪くありません。川田騎手もキズナを意識せざるを
得なかったのでしょう。しかし、直線は伸びませんでした。
馬体重の+14kgが響いたのでしょうか。
直線では苦しくなって内側に斜行したのでしょうか。
(川田騎手は9日間の騎乗停止処分。)
この馬、末脚が炸裂する時は強い競馬を見せてくれますが、ポカもある馬。
このひと叩きで目覚めて、ドバイで勝って欲しいものです。
しかし。レブリーデイ vs スズカデイアス の馬連が3040円とはね。
馬体重発表とともに、鞍替えした人が多かったみたいですね。