一歩前進だが・・・

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4カ国首脳、15日からの停戦で合意
ウクライナ東部、親ロ派も署名―ロ軍撤退焦点



ウクライナ東部危機をめぐるロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国首脳会談は12日、
ベラルーシの首都ミンスクで足かけ2日間の協議を行い、15日午前0時(日本時間午前7時)
からの停戦で合意した。
ロシアのプーチン大統領らが発表した。タス通信によると、親ロシア派も4首脳がまとめた
合意文書に署名した。


ウクライナのポロシェンコ大統領によると、4首脳は「ウクライナからの全外国部隊・兵器・
雇い兵の撤退」でも合意した。プーチン政権は東部に事実上、軍事介入してきた。
しかし、ロシア人義勇兵の存在は認めているが「ロシア正規軍はいない」と強弁してきており、
実際に撤退に応じるかが緊張緩和の焦点となる。
 



首脳会談は11日夜(日本時間12日未明)に始まり、徹夜で16時間近く継続した。
ぎりぎりの調整が続き、AFP通信によると、ウクライナのポロシェンコ大統領は最終段階でも
「(ロシアが首脳会談で示した条件は)受け入れ難い」と述べていた。今回の合意部分以外
では、双方の溝は依然として深いとみられる。
 


ドイツからの報道では、メルケル独首相は終了後、記者団に対し「プーチン大統領が親ロ派に
圧力をかけ15日からの停戦を受け入れさせた。ポロシェンコ大統領もやれることは全て行った」
と両大統領の努力を評価した。ただ「まだまだ多くの課題が残っている」と楽観論を打ち消した。
 


合意文書は、2014年9月にまとめられたミンスク停戦合意をなぞった。
ロシア大統領府が発表した全文によると、前線からの重火器撤収、非武装地帯の設置、親ロ派への
「特別な地位」(自治権)付与、東部での地方選実施、捕虜・拘束者の解放、住民への人道支援
などがうたわれた。


→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000124-jij-int



何はともあれ、停戦合意で一歩前進でしょうか。
しかしプーチン大統領
>ロシア人義勇兵の存在は認めているが「ロシア正規軍はいない」と強弁
が今後の課題でしょうね。
正規軍はいないと強弁しても、それをどう証明するのでしょうか。
正規軍の精鋭部隊や軍事顧問団が変装してても分かりません。
ロシアにとってウクライナ支配は死活問題ですから。
ウクライナ大統領が不満に思うのも当然ですね。
プーチン大統領は暫くは大人しくしているでしょうが、この先、
ウクライナをめぐる軍事的・政治的情勢は流動的であることに
違いはありません。



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