ヨルダン政府、期限後も死刑囚引き渡さず
後藤さん妻、解放訴える声明
過激組織「イスラム国」による日本人人質事件で、後藤健二さん(47)の解放条件とされた
イラク人女死刑囚の釈放期限の29日夜を経過した。
ヨルダン政府は依然死刑囚の引き渡しに応じておらず、イスラム国側からも声明発表など新たな
動きはない。日本政府は引き続きヨルダン政府と連携しながら人質解放に向けて努めているが、
期限を過ぎたことで一段と緊張が高まっている。
モマニ・メディア担当相は期限後の29日夜(日本時間未明)、時事通信の電話取材に対し、
「(死刑囚は)まだヨルダンの刑務所にいる」と述べ、釈放に応じていないことを確認した。
ヨルダン政府は死刑囚釈放には拘束されている空軍パイロットの生存確認が必要との立場を
崩していない。また後藤さんについては「現段階で何の情報も持ち得ていないが、解放に向
けて日本と常に協力している」と述べた。イスラム国が求める「捕虜交換」交渉の行方は
不透明な状況だ。
一方、後藤さんの妻は29日、フリージャーナリストを支援する団体を通じて事件後初めて声明
を発表。イスラム国から「次は健二だ」と後藤さん殺害を警告され、イスラム国のメッセージを
世界に発信するよう強要されたことを明らかにした。その上で後藤さん解放に向けた日本、
ヨルダン両政府の努力を訴えた。(2015/01/30-07:03
→ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2015013000063
2014年8月に「イスラーム国に拘束された知人Yを救出するために中東に向かう」
と家族に告げ、10月22日頃に日本を出国した。
10月24日にトルコ南部のキリスからシリアに入国し、クリスチャントゥデイの
コラムのメールを送信し、10月26日に掲載された。
10月25日にイスラーム国への入国の目的を語ったビデオメッセージをシリア人
ガイドに託し、シリア北部のアレッポ県から別のシリア人ガイドと共にイスラーム国
の支配地域へと入った。帰国予定の10月29日になっても戻らず、行方不明となった。
もう自業自得の極みですね。
同情する気にもなれません。
例え首と胴体が離されても、文句は言えないですよね。
だって、そういう地帯に進んで出向いたのですから。
入国する前にも、英米人などがオレンジ色の服を着せられ
砂漠で断首刑に処せられていましたよね。
生々しく痛ましい光景は、ユーチューブでも閲覧可能でした。
この人は、自分は大丈夫と思ったのでしょう。
この男のおかげで政府は国会に全力投球出来なくなりました。
重要法案に来年度予算案など、今の国会は大事なのですが…。
自業自得としてか、日本に迷惑をかけた罰としてか高い代償を
払うことになりそうな可能性は高いですね。