日曜競馬 回顧

競馬



[中山金杯(G3)]



前後半59.4−58.4 → 1:57.8 レコード決着。
レコードが出る競馬は、前半飛ばし過ぎて云々ではなく、不思議なことに
前後半のラップに差が余り無い、平均ペースで出るものです。
マイネルミラノの 1000m通過59.4は決して早くはありません。
後半(12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.9)に息を入れる間がなかった
ことが敗因ですね。後半5ハロンから2ハロンまでペースが上がりっぱなし
でしたから。展開ですね。
そして1・2着馬は先行馬群にいましたからね。
しかし、時計がかかる中山の芝で、レコードとは恐れ入りました。
G3・ハンデ戦は、準オープンを勝ち上がってきた馬が何故か強いですね。
ロゴタイプのCデムーロは絶妙のタイミングで仕掛けて、これは勝ったなと
思わせたのですが。
ベリーの、それ以上の手綱捌きに屈してしまいました。
両馬の斤量差はたった1キロ。
それも重賞未勝利馬であるラブリーデイが57キロ、皐月賞馬で重賞3勝馬
ロゴタイプが58キロ。ついた着差は1 1/4 ですので、ラブリーデイ
賞賛すべきですね。
両馬ともまだ5歳。今年の古馬重賞戦線を沸かせて欲しいですね。






[京都金杯(G3)]



何が行くのかと思いきや、やはりウインフルブルームでした。
明け4歳、つい1週間前までは3歳馬だったんですよね。
皐月賞を逃げて、イスラボニータの3着は伊達立てではありません
でした。17頭の古馬・同僚を引き連れての逃げ切りです。立派。
逃げ馬は、自分の形になると強いという証拠です。
1000m 通過が58.8、上がりが34.0の 1:32.8。
前後半のラップ(47.5−45.3)を見ても、ウインフルブルーム
にとっては願っても無い、前半のスローに近いペース。
池添のファインプレイ。
他の有力馬が3コーナー前で、追い詰めにかかっても、既に遅し。
福永騎乗のエキストラエンドが上がり33.3で猛追しましたが
クビ差、及びませんでした。
しかし、グランデッツァフルーキー、シェルビーは何もして
もらえませんでした。
まぁグランデッツァは33秒台で上がれる馬ではないので、仕方ありません。
が、岩田と武豊は何をしていたのでしょうか。