欧州のロシアへの怒り

競馬


2018年サッカーW杯ロシア大会を
ボイコットせよ 欧州、スポーツでも対露圧力



ウクライナサッカー連盟のカニコフ会長は12日、サッカーの国際的な組織に対し、ロシアの競技
営団体に当たる「サッカー同盟」に制裁を科すよう求めた。
ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島にある3つのサッカークラブをロシア選手権に参加
させると決めたためだ。



マレーシア航空機の撃墜事件以降、欧州各国では2018年のサッカーW杯ロシア大会をボイコット
するよう呼びかける動きも広がっており、ロシアへの圧力はスポーツの分野でも顕著になっている。

 

カニコフ会長は、ロシアサッカー同盟がクリミア半島のサッカークラブを「違法に、何の根拠もなく
自らの組織に組み入れた」として、国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)
のルールに抵触すると指摘。両連盟に制裁を科すよう求めた。

 

露紙によると、FIFAは自らが裁定を下すまでロシアのリーグにウクライナのチームを加盟させない
よう、ロシアサッカー同盟に求めていた。制裁が科された場合、ロシアのサッカークラブはFIFAや
UEFA主催の大会で出場制限などを受ける可能性がある。

 

FIFAは7月、W杯ロシア大会に関して「スポーツイベントをボイコットすることは問題解決の効果的
な手段ではない」との声明を出し、広がるボイコットの動きにくぎを刺した。



しかし、英国のクレッグ副首相は同月末、
ウクライナ東部に対するプーチン露大統領の
行動は「常軌を逸している」

とし、W杯開催権を剥奪すべきだと主張した。
W杯不参加支持の声は撃墜事件で最も多くの被害者が出たオランダやドイツでも聞かれ、ウクライナ
クリムキン外相も「ボイコットの呼びかけを支持する」との声明を出した。

 


ロシアのムトコ・スポーツ相は、こうした政治家らの呼びかけは「無分別だ」と批判した。
欧米の対ロシア制裁で経済の先行きに不透明感が広がる中、W杯実施には数兆円規模の国家支出が強い
られるとあって、ロシア国内でも開催を危ぶむ声が出ている。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140814/erp14081400080002-n1.htm



FIFA・W杯は終わったばかりですが、次期開催のロシア大会の
ボイコットが声高に叫ばれてますね。
もしホントにボイコットとなれば、政治的・経済的制裁よりもロシアが
受ける打撃はそれ以上のものとなるでしょう。
モスクワ五輪以来ですね。
ロシア大会をボイコットしても、欧州なら代替開催も可能ですね。
日本も北方領土で軍事演習をやられてしまいました。
プーチン大統領は、もう少し思慮に富む人と思ってましたが、やはり
ロシアの政治指導者なんですね。
ロシア人は対外強硬派を支持する傾向にあります。
(だからゴルバチョフ元大統領の評価は低いのです。)
元々は欧州の後進国で、当時はロシアなどヨーロッパではなくアジアだ
と喝破した首脳もいたくらいですから、どこかコンプレックスのような
ものがあるのでしょう。
逆にいえば、欧州の本流、ローマ帝国の末裔からすれば、ロシアごときが…、
なのでしょう。