アジアの嫌われ者 中国

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「中国に恨みと脅威」衝突の歴史、国民感情悪化



中国による南シナ海での石油掘削に端を発したベトナムの反中デモは15日までに、死者を伴う暴動に
発展した。中国と軍事衝突を繰り返してきたベトナムでは、国民の中国への反発意識が強い。
ベトナム政府は暴力の拡大を受け、反中デモの規制強化に乗り出す見通しだが、火が付いた国民の反中
感情をただちに押さえ込めるか予断を許さない状況だ。



「中国語は絶対話すなといわれた。各地が反中ムードに包まれている」。ベトナムを訪問中のシンガ
ポール人経営者はメディアにこう伝えた。ベトナムでは、中国製品の販売を自粛する商店や、入り口に
中国人の宿泊拒否を掲げるホテルも出てきた。

 

最大の商業都市、南部ホーチミン中心部のホテルでは帰国準備を急ぐ中国人の姿があった。
IT(情報技術)企業に勤める男性は「出張だが、今回の騒動で早めに帰ることにした」と足早に空港
行きのバスに乗り込んでいった。

 

ベトナム政府はこれまで、南シナ海で中国と対立しながらも、反中デモは取り締まってきた。
ベトナムは1986年に改革を掲げるドイモイ路線に転じ、91年に中国と関係を正常化。
今では最大の貿易相手国になっている。



だが、貴重な財源である石油資源に中国の手が及ぶと、批判姿勢を強めた。
国営メディアを使い、中国船の攻撃の模様や国内デモの様子を積極的に発信している。
だが、こうした情報戦は、国内の反中意識を呼び覚ますことにもなった。

 

ベトナムは79年に中国と国境付近で戦火を交えたほか、南シナ海でも74、88年に衝突。
88年の衝突時はベトナム側の艦艇が撃沈され、60人以上の兵士が死亡している。
外交筋は「全国民が中国に恨みと脅威を抱いている」と指摘する。

 

ホーチミン日系企業の日本人駐在員は「市内では特にトラブルは聞いていないが、デモの影響で操業
を停止した取引先の確認などを急いでいる」と語った。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140515/asi14051523140011-n1.htm



ベトナムは絶対に妥協しないでしょう。
中国も持てる核兵器をチラつかせはしないでしょう。
それをやったら国際世論が黙っているハズはなく、これまで主要国
との間で築いた友好関係も、その瞬間に破綻するからです。
また通常戦力の投入も疑問です。
“海軍大国”と喧伝しても、化けの皮が剥がれてしまう恐れが
ありますね。 軍部上級は半キチガイですので簡単に撃破すると
思ってるでしょうが、本当にそうでしょうか?
また、地形的にも明らかにベトナムの領土・領海で、中国領と認める
には相当無理がありますね。