東南アジア 天気晴朗なれども…

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南シナ海中越艦船が衝突 石油掘削めぐり、6人負傷



中国が石油掘削を始めた南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くの海域で2日から7日にかけ、
掘削を阻止するために派遣されたベトナム船と中国公船が複数回にわたって衝突した。
ベトナム当局によると、同国側の船員6人が負傷、8隻が損傷した。AP通信などが伝えた。
中国は同諸島付近の実効支配を強めており、事態がエスカレートする懸念もある。



中国側は2日に掘削設備を現場海域に搬入。3日には一方的に掘削活動の実施を発表し、掘削地点から
半径3マイル(約4.8キロ)以内への外国船の進入を禁じることも通告していた。

 

ベトナムは問題の海域が自国の排他的経済水域で「主権侵害だ」として設備の撤去などを要求。
中国による恒久的掘削施設の建設を阻止するため、海上保安船など約30隻を現場海域に送ったところ、
掘削設備の護衛に派遣された中国船約80隻の一部と衝突した。

 

ベトナム当局は、中国船が意図的にぶつかり、放水してきたと主張。
ベトナム側は平和的手段で解決を目指すとしながらも、「中国船が体当たりをやめなければ、報復もあり得る」
としている。

 

中国外務省の華春瑩報道官は7日の記者会見で、同諸島を中国固有の領土とした上で、「ベトナム側は国際法
などに違反し、中国の主権と管轄権を侵犯している」と掘削を正当化した。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140507/asi14050718080006-n1.htm



7日、南シナ海で、ベトナム船(右)に向けて放水銃を発射する中国船(左)。
中央は中国海警局の船(ベトナム沿岸警備隊提供・AP)




中国海軍が緊急会議開催か 最高幹部、南シナ海協議
 


香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは7日、中国海軍の最高幹部が近く、北京で緊急会議を
開くと伝えた。南シナ海でのベトナム艦船との衝突や、フィリピンによる中国漁船拿捕を話し合うとみられるという。

 

同センターはまた、海軍の呉勝利司令官が今年中にも退役する可能性があると指摘。
海軍内部では、後任をめぐる権力争いによって多くの問題が生じているとしている。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140507/chn14050722290008-n1.htm



ベトナムは偉いです。自らの領海における主権を守るために
実力行使に出ました。中国から自国の領海の主権を死守する
には実力行使以外にありません。 話し合いで平和的解決?
全く効果も成果も中国を思いとどませることも不可能です。
だって、中国は“自国の海域”と言いきってますから、ハナから
話し合いによる解決は、あり得ませんね。
それにベトナムには、中越戦争で中国軍を撃破して、中国軍を
追っ払ったこともありますので、そのヘンのことも頭の片隅に
あるのかもしれません。
ホントに中国は国際法などを無視した強盗国家です。
東南アジア、天気晴朗なれども波高し、ですね。