日曜競馬 回顧

競馬


[第74回 桜花賞(G1)]



波乱を期待したファンにとっては申し訳ない結果に終わりました。
単勝120円の1番人気が勝ち、単勝2番人気馬が2着。
最後、ヌーヴォレコルトチューリップ賞での借りを返そうと
頑張りましたが、0.1秒差の3着と大健闘と言っていいでしょう。
2着レッドリヴェールですが、このまだ新しい須貝厩舎の力を
見せ付けました。



阪神JFを勝って、桜花賞への直行ラインは、当然のことながら
これを嫌がる人もいましたね。
しかし、騎手時代は地味な存在だった須貝尚介調教師は、実は腕効きの
トレーナーだったんですね。
既に、ゴールドシップジャスタウェイなどのG1馬を送り込んでいる
だけに、その厩舎の調教師・調教助手・厩務員など一丸となった厩舎の
パワーは恐るべきですね。



ジャスタウェイなど、ドバイでの圧勝のおかげで、世界のホースランキングで
130ポンドを格付けられて世界一! 2位は125ポンドですので
ジャスタウェイの実力は相当なものなのでしょう。
阪神JFから調教だけで仕上げて、僅差の2着は立派ですね。



さて、ハープスター
1000m 通過が 57.0は早かったですね。魔の桜花賞ペース復活。
雁行して行った3頭は、15・17・18着に沈みました。
前後半のラップは45.3−48.0、2.7秒も前半が早いハイペースに
なりました。 レースの上がりが、36.3とズブズブの展開。
そこを32.9の鬼脚で直線だけで17頭をゴボウ抜きには、恐れ入りました。
いや、でも直線半ばではちょっと心配しましたけどね。
離し逃げをした馬が、直線を後続を離して走っている…。少し嫌な予感…。
しかし、そこは人気馬の実力の違いで何とかなりましたけどね。
レッドリヴェールも33.4の末脚を爆発させたのですが、如何せん、
末脚比べではハープスターに軍配が上がりました。
しかし予想以上に接戦になったのは、調教師による“ブエナビスタ以上!”
の発言などによるハープスターへのやや過大評価と、2・3着馬の想像以上の
強さでしたね。
新潟2歳Sやチューリップ賞を見て、千切って勝つのではないかと想定した
人も多かったと推察されます。 
思った以上の僅差にハラハラした御仁も多かったことでしょう。



このハープスターの殿後方大外一気は、牝同士なら通用しても、さて今年の
レベルの高い3歳牡馬に通用するか疑問ですね。
そして何より“殿後方大外一気策”は馬の脚に過大な負担がかかりますので
いつパンクしても不思議ではありません。
ペースにもよりますが、例え末脚が多少鈍っても、中団待機で直線勝負の方が
より王道の競馬のような気がします。
凱旋門賞は、ひとまずお預けでしょうね。



https://www.youtube.com/watch?v=g-2LoXebOfY:movie,w600



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20点買って2540円では、ほとんど元返しですね。
ホウライアキコの2着を期待してたんですけどね。
まぁ見せ場は作りましたから。




おまけ



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中山1R 3連単(12通)
結果 11→7→4  配当6390円


万馬券ではありませんが、1Rをこういう形で取ると、
その日は概ね調子がいい日が多いような気がします。