モノの道理が分からない、通じない相手と付き合わなければいけないというのは心底、
疲れるものです。雑誌「歴史通」3月号に掲載されていた産経新聞の黒田勝弘ソウル
在客員論説委員の論文「キムチの歯ぎしり」を読んで、その思いを新たにしました。
この中で黒田氏は最近、韓国のテレビのニュースショーに出演した際のエピソードを
こう記していました。
《「(略)年初に日本へ行ってきたが、日本で反韓感情が強くなっているのに驚いた」
と答えたところ、男女のキャスターがともに驚いて「えっ、なぜ!」という。》
……彼らは大統領自らあれだけ「告げ口外交」を繰り返し、米国で慰安婦像を建てて
大騒ぎし、国際会議などであれこれ言いがかりをつけておいて、それを日本人が不快に
思うという当然の理屈に理解が及ばないわけです。
朱子学的な善悪二元論にとらわれ、自分たちは善で日本は絶対悪という思考の枠でしか
物事を考えられないわけです。さらに、自分がこう言えば相手はこう思うだろうという
当然の反応すら理解できない自己中心性や幼稚さも感じざるを得ません。
米国は、こんな相手との関係を修復せよと盛んに言ってくるわけですが、それは韓国側に
言ってくれよと、本当にそう思う次第です。やれやれ
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