日曜競馬 展望

競馬


今日の東スポ杯は見応えがありましたね。
勝ったイスラボニータは、蛯名騎手が馬の勝負強さを引き出した
好騎乗ですね。道中を3番手イン追走で、前が開いたらすかさず
馬を出し、猛追の地方馬プレイアンドリアルに先着を許しません
でした。新潟2歳Sこそ2着ですが、これで通算成績(3100)
オープン特別、G3を各1勝です。
おまけに今回は、1:45.9のレコードです。
現時点でダービー最有力候補?
フジキセキ×Cozzeneですので、一介のスピード馬ではないでしょう。
Cozzene はBCクラシックを制した名馬・名種牡馬です。
スピード馬と見られがちですが、
グレイソヴリン→フォルテノ→カロと続くと、確かに日本での活躍馬は
短距離〜マイルまでの馬が多いのですが、BCクラシックはスピードだけ
では勝てません。
その証左としてその血脈は、世界中に広まっています。
栗田博憲厩舎といえば、ヤマニンゼファーシンコウフォレスト
などで知られている厩舎です。
シンコウフォレスト以来の、G1、クラシックを意識出来る馬ですね。
蛯名騎手もクラシックには余り縁のない騎手ですが、4戦とも手綱を
取っていることもあり、無事にクラシックまで進めば、蛯名騎手とて
楽しみ、緊張感で胸がワクワクするでしょう。
そろそろ引退かもしれない、フジキセキにも見直し買いが入るかも
しれませんね。
いずれにしても、恐らくは年内休養に充てて欲しいものですが、
朝日杯FSも、馬主・社台の視野には入っているかもしれません。




[マイルチャンピオンシップ(G1)]



恐らくやればやっただけ着順が違ってくるのではないかと思わせるメンバー。
かつては、日本で一番堅いG1でしたが、トロットサンダーvsメイショウテゾロ
で決まった年からは、波乱の連続、人気薄のヤリタイ放題で決まるケースが
増えてきましたね。 今年もまた難解です。
JRAのプレレーティングでは、110以上の馬が13頭もいます。
ゴール前では、10頭以上が0.2差の中に入る大激戦のような予感がします。
今現在、4.6倍の1番人気で嫌なのすが、◎ダノンシャークを推します。
今年の
京都金杯 優勝(0.4)トップハンデ57キロ
マイラーズC 3着(0.1)
安田記念 3着(0.1)
京成杯AH 2着(0.2)トップハンデ58キロ
富士S 優勝(0.1)
と、この全てマイル戦での高値安定した成績を買います。ノリに乗っている福永騎手も
強調材料です。
馬券は馬連
13−(1・2・3・4・5・12・17・18)




[福島記念(G3)]



以前は「カブトヤマ記念(G3)ハンデ」というレースがあり、七夕賞福島記念
“福島三冠”といわれたものです。
ウインブレイズが、カブトヤマ記念福島記念を制して、七夕賞を勝てば福島三冠の
栄誉に輝くはずでしたが、ミデオンビットの2着になり、惜しい事をしたと、何となく
当時のことを思い出しますね。
このレース、買うレースではないッス。 でも買うならば枠連での総流しですね。
5枠からの総流しですね。 つまらない馬券です。 
ダイワファルコンは昨年の覇者。今年は中山記念2着、ダービー卿CT3着、休み明けの
鳴尾記念オールカマーは凡走しましたが、今回は叩き3戦目。変わってもおかしく
ありません。
ディサイファは、準OPを勝ったばかりですが、ローカルG3ハンデ戦など、軽量馬と
格上挑戦馬のためにあるようなもの。
この馬は、距離二千に限れば(2422)と、得意としていますね。
で、最有力であるマイネルラクリマは、鉄砲実績がありません。 
でも福島(2000)二千(2010)と、別定戦なら◎なんですけどね。
あぁでも、1−5で決まってもそれはそれで仕方ないですね。