[秋華賞（Ｇ１）]
いや、武幸四郎は上手く乗った。思い描いたこれ以上ない好騎乗。
外枠16番枠の不利を有利に変えました。馬群の外を邪魔されることなく
好きなように乗れたからです。 内枠ですと馬群に囲まれる可能性が
ありますからね。
スタートから鞍上を引っ張るほどの手応えでした。
外枠なので中団のやや後方を追走するも、向こう正面から少しずつ
前に馬を出します。そして３コーナーから４コーナーにかけて徐々に
進出を開始して、４コーナー過ぎでは前を射程圏に入れて追い出し
ました。上がり３４．２は最速ではありませんが、位置取りを考えれば
やはり末脚は確かですね。
レースラップは ５８．９−５９．７ １：５８．６。
緩みがなく息を入れるのも容易ではないラップです。
前後半差０．８sec とほぼ均衡で、言い訳の効かないレースでしたね。
最後は兄貴・武豊騎手のスマートレイアーが伸びてきましたが、
１ 1/4差の完勝ですね。
スマートレイヤーですが、一線級との初対戦を考えると、よく走ってます。
兄弟でＧ１のワンツーは珍しいですね。
デニムアンドルビーですが、メイショウマンボを目標にしていましたが、
道中での位置取りが、少し後ろだったかもしれません。
しかし堅実な馬ですね。
今や“魔の桜花賞ペース”はなくなりましたが、京都の内回り二千の
秋華賞は、“魔の秋華賞ペース”ともいうべき、１分５８秒台前半〜中盤で
決まる事が多く、スピードと底力が要求され、３歳Ｇ１としての価値が上昇
してますね。
メイショウマンボ、次はエリザベス女王杯に出場して欲しいですね。
ジェンティルドンナはいませんけど、明日の府中牝馬Ｓ組みとの争いに
なるでしょう。
馬券は８点買って９５０円（笑）、かろうじて取りガミは避けられ
ましたね。
