2018年 平昌オリンピック 開催問題

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平昌オリンピックに関する大きな動きは2013年に入ってから始まっており、特に北朝鮮は様々な
外交圧力で韓国を脅迫、東アジアの安全保障とオリンピック開催に向けた動きにとって大きな
脅威となっている。というのはほぼ名目で、実は、2018年に国際的なビッグイベントを開催する
ことになった韓国に対して、そのイベントがパーになってもええんかい?どうだい?と毎日毎週
毎月毎年、いつでも難癖を付けまくれる状況になぜかなっていただけの話である。そのため、
平昌オリンピックの開催地決定は、韓国にとって最悪の弱点をわざわざ北朝鮮の目の前にぶら下
げた上、おいしく料理してぜひ皆さんで召し上がってください、とディナーに招待したレベルの
話である。



これぐらい、アホな場所でアホなイベントをやることが決まれば、そらあ、どんなに頑張っても
北朝鮮から外交交渉の主導権を取り返せるわけがない。あるわけがない。
また、逆に北朝鮮に韓国が攻め込んだとしてもやはり平昌オリンピックの開催が無くなるため、
平和の祭典を韓国で開催するというだけでいろんな意味でお腹が一杯である。とりあえず、韓国が
平昌オリンピックの開催にこだわる限り、2018年初頭の行われるオリンピックまでの間、北朝鮮
韓国政府を脅迫し放題。大統領の資質とか、韓国経済の凋落とか言う前に、つまるところアホの
極みである。そのため、2016年までに朝鮮半島から撤退する米軍がいるうちに、早めにオリン
ピックの開催を放棄しなければ、韓国は北朝鮮からの圧力に対して反発することすら許されない。
のだけれど、これまでの積み重ねから、どうやっても開催権を手放そうにないことも確かである。




わざとつかまされたメンツでも、メンツはメンツである。そのため、韓国の外交力が、今後どれ
ぐらいの勢いで落ちていくかが、ある意味、見ものといえる。それぐらい、平昌オリンピックは
朝鮮半島の外交の大きな鍵となっている。
もっとも、それ以前に韓国の国内問題からしてすでに平昌オリンピックの開催が危うい状況で
あったりする。特に、2013年1月に発表されたアベノミクスと呼ばれる日本政府主導の強力な経済
政策は、韓国の為替相場に直撃、わずか半年足らずで韓国経済を息の根を止めているため、そう
いった点でも平昌オリンピックを開催するには大きな壁が立ちはだかっている。
ちなみにこれでもまだ、精一杯の優しい表現である。



共同開催 このように、すでに手詰まりとなった韓国でのオリンピック開催について、2013年9月に
なんと北朝鮮側から韓国に向けてオリンピックの共同開催をアピールするというニュースが飛び込
んでくる。
即座に韓国サイドは拒否。IOCで定めた、「オリンピックは1つの都市ですべての競技を行う」という
前提を掲げ、開催地から数百キロも離れた場所での共同開催は、IOCの定める規範に反するとの意見
を表明。あくまでも1国1都市での開催を念頭に動く旨を世界に向けてアピールする。




その結果、日本に対して共同開催を迫るという話も終了する。そして、直後の2013年9月8日、東京
オリンピックの開催が決定。韓国がどんな要請を行ったとしても、日本から平昌オリンピックに関
する資金の提供が行われないことも確定。




とりあえず、下手なプライドにこだわらずに共同開催を目指せば、開催が不可能になった際に責任
を相手に押し付けられた気がしなくもないけれど、気にしない。
あー、なんてやさしい表現なんだろう。



様々な要因 以上に挙げたものが、国際的な遠因による平昌オリンピック開催中止の可能性である。
それとは別、韓国サイドに存在する平昌オリンピックのさまざまな問題点については、以下に記述する。
とりあえず、2013年9月現在、オリンピックの開催に必要なさまざまな準備がまったく手付かずのまま
である。



平昌に降る雪 韓国の東部、江原道にある平昌は、朝鮮半島日本海側に沿って縦断する太白山脈
西側に位置する。一応、江原道は韓国国内でもっとも雪の多い地域であり、韓国国内で冬季五輪を
開催するのであればこの地域しかないことは確かなのだけれど、実は江原道における積雪量は、
多くても1m足らずしか降らない上、その場所は太白山脈の東側、日本海に沿った地域である。
そのため、山脈が雪雲の進入を阻害する西側に位置する平昌では、多い年でも40cm程度の積雪しか
見込めない。そして、暖冬の際は一切雪が積もらない土地であるため、場合によっては雪がまったく
ない冬季オリンピックというワケノワカラン状況になる。




もちろん、そういった場合にそなえ様々な対策がとられている、・・・とられていた、何とかなるはずだった、
何とかなる予定だった、2013年9月8日までは。
しかし、最後の頼みの綱である日本からの支援が頓挫。韓国からどんなにがんばって日本に支援を求めても、
日本も東京オリンピックに向けてそれ以上の大々的な資金が必要となる以上、平昌に支援できる余裕はない。
まったくない。あっても渡す気はさらさらない。そのため、前述した北朝鮮からの共同開催の提案も含め、
日本以外の伝手を頼らなければならなくなる。
あれば、の話だけれど。




人工雪オリンピックか特例か このように、最悪の場合、積雪すら見込めない平昌で冬季オリンピック
開催するには、世界初となる人工雪オリンピックを目指すのがもっとも無難な発想である。
なお、人工雪を作れる機械は韓国にはない。一応、日本にはある。あるんだけれど、どう考えても世界中
の人工雪を作る機械を総動員したとしても、オリンピック会場を雪景色にするには足りない。
ちなみに、アルペンスキーでも他の競技でもゲレンデだけ雪が存在すればいいというわけではなく、コース
外の雪がそのまま緩衡材として働くことで、時速100キロを超えるスキーヤーがコースアウトしても大丈夫
なようになっている。が、それは1m以上の雪が必須であり、たかが土壌を隠す程度の人工雪ではとてもじゃ
ないけれど、危なっかしくて見てられない。
てゆうか、無理。




それ以外の言葉について、いくらでも並べることは可能であるけれど、なんてやさしいアンサイクロペディア
ではあえて一言にとどめる。
もちろん、人工雪ではなく太白山脈の東側に降った雪を現地までトラックで運ぶことも可能であるけれど、
その実態は10トントラック一杯の雪でさえ、2軒分の屋根雪程度しか動かせない。しかも、ゲレンデやコース外
など広大な面積を雪で埋める必要があるアルペンスキー会場などでは、どうやってもトラックが足りず、
ドライバーが足りず、時間も足りず、その結果として雪が足りない。そのため、実際に平昌でオリンピックを
開催するためには、暖冬を考慮して、雪が確保できる他の会場も共同開催という名目で準備しておかなければ
ならなかった。
のだけれども、なぜだか、自分から手を振り払った。なぜだか。




とりあえず、1956年のメルボルンオリンピックのように、検疫の問題で馬術競技スウェーデンで開催した
みたいな形で、特例をもって他国との友好、もしくは半島の統一といった理念を掲げることで、こういった
話を回避できたにもかかわらず、なぜだか、自分で自分の足を引っ張った。
世界はそれを静かに見ている。やさしく、やさしく見守っている。だって、ほら、笑っちゃまずいでしょ。



交通網 雪程度で平昌オリンピックの問題を語りきれるだのと思っていたらばまだまだ甘い。
特に、韓国における公共交通については様々な問題がある。ありすぎる。実際問題としてオリンピックのような
莫大な数の訪問者を一気に開催地まで運ぶような手段が必須のイベントを開催するに当たり、韓国では、平昌郡
では、そういった交通手段が2013年になってもいまだにまったくぜんぜん整備されておらず、しかも計画の着手
にすら遅れているという現状がある。
訂正、計画の実現を諦めたという現状がある。




また、海外から来るファンが利用する仁川国際空港がある仁川広域市も、2012年に財政破たん寸前の状態となって
おり、国際的に有名な仁川空港も売却する計画すら存在。その上、空港周辺の開発も軒並み計画途中の段階で失敗
となっており、滑走路の延長や空港から先の交通機関の整備といった、大規模国際イベントを行う際に必須の事業
がまるで手付かずのまま、さらには今後必須となるインフラ設備の補強および手直しについても暗雲が漂っている。
精一杯の優しい表現である。




そしてそれは、平昌郡でも同じ話であり、本来なら韓国政府と平昌郡が共同でソウルから平昌の会場まで続く公共
交通機関を整備しなければならなかったものの、2012年に平昌郡の経済的な破綻が明らかになる段階で暗雲がた(略)、
韓国政府も徐々にトーンダウン。韓国の誇る高速鉄道KTXを整備するなんていう話は夢幻と消えに消え、最終的に
ソウルからバスで観客及び選手を会場まで輸送することに決まる。
とりあえず、平昌までバスで3時間とかいう話が出てくる段階ですでにまずいのだけれど。ちなみに、1998年の長野
オリンピックの際には、わざわざ8,300億円もかけて新幹線を長野市まで整備、東京から1時間半でオリンピック会場
を結んでいる。
この金額を見ただけで、鉄道の整備はもはや無理ということがわかる。
この部分で文章をとめることが、アンサイクロペディアができる精一杯の礼儀である。




誰も手を挙げない国 ちなみに、オリンピック招致のプレゼンテーションで、仁川国際空港から68分でオリンピック
会場に到着するという話になっている。
もちろん、奇特な誰かが手を挙げて国家事業レベルの融資を行えばなんとかなる話である。けれど、韓国政府はもとより、
中国、日本といった韓国に融資する勢力がかろうじて存在する国々においても、北朝鮮との外交関係の悪化や経済の失速、
何よりも、東京オリンピックの開催が決定したことから、平昌への支援などという話がとてもじゃないが厳しい無理出来
るわけないアイキャンノット。また、奇跡的に北朝鮮との関係が改善したとしても、数千億円レベルの融資を韓国に投入
したところで、絶対に損をするのが目に見えていることから欧米の金融機関が動くような気配すらない。




むしろ、ゴールドマンサックスを始めとする大手金融機関が、韓国市場から全力で逃げ出しているのが2013年における
韓国経済の真実である。確かに、2013年11月に明らかになる韓国経済に対するストレステストの結果如何によっては、
欧米の金融機関どころか、世界中の企業が韓国から逃げ出してもおかしくはない。




なお、あえて韓国に進出している企業に苦言をするならば、ストレステストの結果如何ではなく、普通ならストレステスト
をされる段階で逃げ出すべきだろうと。
そのため、すでに2013年9月の段階でこの問題は韓国国内ではタブーとされ、誰も何も言わないまま1日1日とオリンピック
の開催が近づいてくる。とりあえず、2015年ごろに、韓国が先に開催が不可能であることを表明するか、もしくはIOCが先に
開催地として不適格であるとみなすか、もしくは、国を傾けてでもたった数週間のイベントのために高規格鉄道を建設して、
雪がぜんぜんないスキーリゾートへ恒久的にお客を呼び込むか。なんにしろ、笑い話ですめばまだマシなレベルである。
なお、この程度の笑いしか呼び込めない表現にとどめておくのが、本当にまずいどころの騒ぎではない関係者に対するアン
サイクロペディアの心よりのやさしさである。




平昌には、2018年までに様々な施設を建設しなければいけない。代表的なものとして、オリンピックの標準を満たすスキー
会場や各種目ごとのスケートリンクボブスレーやスケルトンなどで使用するコースにスキーのジャンプ台などなど、実際
に選手が使い、試走する手間を考えれば残りの期間は後4年しかない。もちろん、そういった施設を建設する前に、前述の
交通手段を確保しなければならず、さらには、国内に各国の選手がキャンプを行える施設を確保しなければならない。
ちなみに、韓国にはスキー文化というものはほとんどない。それ以上に、冬季のスポーツの文化が根付いていない。そんな
地域にン千億円もの資金を投入して各施設を建てなければいけない段階で、笑うしかない。しかも、絶賛、韓国経済が急降下
している中で。
無論、残り4年で韓国が経済的に復興し、平昌オリンピックが華やかに虚構されることも十分可能である。一部、誤字が含ま
れているけれど、十分に可能である。
そういうことにしてあげるのが人としての優しさである。




キャンプ地と観光と このように、本来であれば平昌オリンピックの開催は、日本にとっても大きなビジネスチャンスであった
はずなのだけれども、実際は上記のように、開催がもはや不可能と判断し、さっさと代替地を探すかもしくは代替地として
立候補をするべき時期にさしかかっている。
そのため、本来であればほぼ確実に、日本の各自治体に対して各国の選手団およびオリンピック協会が、時差ぼけや事前の
体調管理といったものを行うため、日本にある既存の施設の使用と、施設のある自治体との友好関係を結ぶといった話が出て
きたはずなのだけれども、いかんせん、2013年9月8日に東京オリンピックの開催が決まった以上、さっさと平昌冬季五輪の
ことは忘れて、東京オリンピックに向けた世界中の観光客の誘致の準備を始めないといけない。




むしろ、東京オリンピックが決まった以上、東日本大震災のときに200億円もの義捐金を送ってくれた台湾と観光に関する
連携を模索し始めたほうがいい。
もう1回。
200億円もの義捐金を送ってくれた台湾の皆さんと観光に関する連携を模索し始めたほうがいい。



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