買えば売る、上がれば下がる

競馬


東証大引け、反発 後場先物主導で一段高
方向感欠き売買低迷



6日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比143円02銭(1.00%)高の
1万4401円06銭だった。前場は下値模索が続いたが、後場は一転して上げ幅を拡大した。
後場に入り、日銀による上場投資信託ETF)買いの思惑で下げ幅を縮小。
その後も株価指数先物に売り方の買い戻しが膨らんだほか、投機筋とみられる仕掛け的な
買いも入って上昇に転じた。その後も先物買いの勢いは途切れず、高値引けとなった。
オーストラリア中央銀行による政策金利の引き下げや、一部の国内年金による株式運用
比率の引き上げ観測を材料視する声もあった。
半導体新工場の建設が伝わった東芝が買われた。



前場は下げ幅を200円超に拡大し、節目の1万4000円が接近する場面があった。主要企業の
4〜6月期決算発表の一巡による材料出尽くし感や、円相場が1ドル=97円台後半まで強含
んだことも重荷になった。週末の株価指数オプションの特別清算指数(SQ)算出をにらんだ
思惑的な先物売りが主導したとの見方が多い。
市場では「きょうは下げも上げも海外ヘッジファンドなどによる先物主導。
前場の一段安が後場の買い戻し圧力を結果的に強める格好になった」(三菱UFJモルガン・
スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との声が聞かれた。

 


東証株価指数(TOPIX)も反発した。業種別TOPIXは33業種中29業種が上昇。
「不動産業」や「電気・ガス業」「保険業」などの上げが目立った。

 

東証1部の売買代金は概算で1兆9407億円と、連日で2兆円に届かなかった。売買高も22億
6548万株と、今年最低だった前日(19億9669万株)を上回ったものの低調が続いた。
方向感を欠く相場展開のなか売買は低迷した。東証1部の値上がり銘柄数は1130、値下がり
銘柄数は487、変わらずは136だった。


→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_06082013000000


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またまた海外ヘッジファンドによる買い上昇。
午前中の売り方の焦って買い戻す姿が目に浮かびますね。
でも、買ったからには何時かは売ります。常識です。
今日、一番驚いたのが「みかか」です。
昨日の引け後の決算発表は、なかなか良い、合格点。
しかし、午前中は売りこまれました。
決算が評価されれば、地合が悪くても買われるもの。
午後には上がりましたが、これは決算内容ではなく
ヘッジファンド先物買いに伴うもの。
そりゃKDDIほどではないにしろ、この四半期決算が
評価されないとはねぇ。
市場(予想者)は少しばかり欲張り過ぎなのかもしれません。