最後の侍からの遺言・・・

競馬


学校で本当のことを教えればいいんです。



たとえば、「従軍慰安婦」なんて言葉は、当時はなかった。第一、戦地に女なんかいませんよ。
一人も見たことがない。それに、これは重要なことなんですが、一日行軍したらもう女どころ
じゃあありません。



三八式歩兵銃を担いで、背嚢しょって、前に四十発、後ろに八十発の弾丸下げて手榴弾持って。
行軍終えて荷物を下ろした時には腰にこすれてそれこそ血だらけです。




もう性欲どころか食欲もない。バタングーですよ。そんな状態で女を引き連れていけますか。
まして道々片っ端から強姦しながらなんて、冗談じゃない。




たしかに、戦闘の行なわれていない後方基地には慰安婦はいました。けれど、これはどこでもそうで
したが、慰安婦は司令官の給料の何倍ももらっていた。バラバラにならないように軍票を積み上げて
ヒモでしばって、その一束がちょうどレンガぐらいの大きさになるので「レンガ」と言っていましたが、
それを四つも五つも下げていたんです。




それに自由もあった。今日は接客したくないと言えば、飯だけ食ってブラブラしていてもよかった。




南京大虐殺」だってそうです。南京が陥落したら陸軍のほとんどはすぐに出て行ってしまった。
残ったのは千五百人ぐらいですよ。千五百人でどうやって二〇万人、三〇万人を殺すんですか。
穴を掘るだけだって大変ですよ。そうかといって川へ流そうもんなら、たくさんの遺体が上海まで
プカリプカリ浮いていく。世界中の報道班が来ているんですよ。大虐殺があったら気づかないはずがない。
東京裁判まで、そんな話はまったく出ていませんでした。




日本軍の虐殺行為を撮影したというアメリカのドキュメンタリーがありましたが、あれは日本軍ではない。
共産軍です。見落としている人が多いようですが、我々が見ればすぐわかる。
日本軍、蒋介石軍、共産軍でそれぞれ脚絆の巻き方、靴が違うんです。私が見た映画で日本軍とされていた
のは、すべて脚絆の巻き方が共産軍のものだった。たしかに軍服と軍帽は日本軍のものでしたが、どんなに
欺いてみせようとしても、ちょっとしたところで馬脚を現してしまう。




要するに、慰安婦問題も南京虐殺も、日本が経済大国になってカネができてから韓国、中国が言い出した
ことです。日本が食うに困るような国だったらそんなことは言わない。カネ狙いの捏造ですよ。
だから理路整然と対抗しなければいけない。弁明するんじゃなくて、事実を言うんです。


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坂井三郎

大日本帝国海軍の戦闘機パイロット。終戦までに大小の敵機64機撃墜のスコアを
残す日本のエース・パイロットとして知られる。
戦後に海軍時代の経験を綴った著書『大空のサムライ』は世界的ベストセラー。
映画化の際は、「大空に散っていった戦友こそが、本当の大空のサムライです」と語った。


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