今週がターニングポイントか

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NY円、4日続伸 1ドル=94円05〜15銭、米経済指標が低調で



14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、前日比1円25銭円高・ドル安の1ドル=
94円05〜15銭で終えた。消費関連など低調な米経済指標が相次ぎ、円買い・ドル売りが優勢になった。

 

6月の米消費者態度指数の速報値が前月から低下した。5月の鉱工業生産指数は横ばいと市場予想を
下回り、米景気の勢いが鈍いとの見方につながった。運用リスクを回避する雰囲気が強まり、ドルと
比べて金利水準の低い円を買い戻す動きが広がった。

 

国際通貨基金IMF)は14日発表の米国経済に関する年次審査報告の概要で、米連邦準備理事会
FRB)が緩和的な金融政策を当面続けるべきだと主張した。
米当局が量的緩和の早期縮小に踏み切るとの見方が後退し、円買い・ドル売りの一因になった。

 

この日の円の高値は93円98銭、安値は95円33銭だった。

 

円は対ユーロで大幅続伸し、前日比1円90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円55〜65銭で終えた。
対ドルでの円高が波及し、対ユーロでも円買いが入った。

 

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反落し、前日終値の1ユーロ=1.33ドル台後半から同台半ばに水準を
切り下げた。前日までの上昇の反動で、目先の利益をひとまず確定する目的のユーロ売りが優勢になった。
安値は1ユーロ=1.3295ドル、高値は1.3350ドルだった。


→ http://www.nikkei.com/markets/kawase/summary.aspx?g=DGXNASM7IAA05_15062013000000



今現在の為替ですが、1ドル=94円36銭あたりです。
何よりも注目なのが今週のFOMCでり、この日を境に変化が生じるかが
注目されます。今回は経済見通しも発表され、バーナンキ議長の会見も予定
されています。 ただそれも、現状ではポジティブサプライズを期待するのも
難しく、バーナンキ議長の会見も彼特有の慎重な姿勢を崩さないでしょう。
株式市場も荒れ相場から、少しは落ち着いてくれよと願う人も多いはずです。
黒田日銀総裁もやることはやったという姿勢です。
G8を控えている中で、為替への介入は出来ないでしょう。
さて、今週は為替や株式市場の今後の方向性を示すことになりそうですね。