フランスの研究者らが行った実験によると、米モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシを
与え続けたラットに発がん性、突出した死亡率が見られたという。
この実験は約2年間、200匹のラットを使用して行われ、その中で遺伝子組換え作物に力を入れて
いるアメリカ企業「モンサント」のGMO(遺伝子組み換え作物)トウモロコシを与え続けたラット
の5〜8割に、ピンポン玉からテニスボール大のサイズの腫瘍が発生、それらの7割が死亡した。
モンサント社はラウンドアップ(除草剤)や遺伝子組み換え作物などで知られる世界的なバイオ
科学メーカー。ビジネスウィーク誌が選ぶ2008年の ”世界で最も影響力があった10社” などにも選
ばれている。