中国メディア、五輪過熱報道自粛要請に反発
国内からは非常識と冷ややか視線
ロンドン五輪の取材証を持たない記者用にロンドン市内に開設されたプレスセンターで、中国人記者の
過熱報道自粛を求める通知が張られ、その後、センターの責任者が謝罪し、撤去していたことが明らか
になった。
「抗議が通った」と中国メディアは誇らしげに報じたが、中国国内からは非常識なメディア
に冷ややかな視線が注がれている。
インターネット上でも公開された張り紙には、中国語で「中国の記者のみなさんへ。プレスセンター職員
への配慮をお願いします。彼らを撮影したい場合は、事前に彼らに声を掛けてください。
彼らのプライベート空間を尊重してください」と書かれていた。
今回、取材証を持たない中国人記者は、地元・英国の約4000人に次ぐ約800人の規模という。
プレスセンターに中国人記者が押し寄せ、無断で職員を撮影するなどしたため、業務に支障をきたしたようだ。
しかし、メンツを重んずる中国人記者たちが通知に反発。プレスセンターの責任者は、他国の記者には英語で
伝えていたと説明し、「中国人記者に向けた通知ではない。中国人記者が傷ついたならば誤解であり、謝罪する」
と弁明した。
中国メディアはこれに気をよくしたが、ネット上では「撮影時に同意を得るのは常識。記者はそれも知らないのか」
「謝るべきは中国人記者の方だ」などの批判が殺到。
官製メディアが幅をきかせる中国では「記者=公務員」と位置づけられることが多く、「800人の中にはこの機会
を利用して旅行している輩が少なくない」と“腐敗体質”を指摘する声もあった。
→ http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120731/otr12073107020004-n1.htm
まぁシナ人が大得意とする「無理が通れば道理は引っ込む」
作戦が成功したワケですな。
しかし英国の五輪協会も、少し及び腰過ぎないか?
彼らは“だめもと”精神で臨んできますので、断固とした
態度を取れば、以外と引っ込む場合もありますからね。