日英友好への礎に

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陛下からお言葉 決意新た 
英元戦争捕虜と和解尽力の日本女性


英国訪問を終え20日帰国された天皇、皇后両陛下は、第二次大戦後、日本への憎しみを抱いてきた
英国の元戦争捕虜との和解を進める英国在住の日本人女性とも会い、勇気づけられた。
女性は天皇陛下のお言葉を胸に、「癒やしと和解」の活動を続けていく覚悟だ。


日英の慈善団体「アガペ・ワールド」(本部・ロンドン)代表の恵子・ホームズさん(64)。
19日に駐英日本大使公邸で開かれたレセプションで、天皇陛下は「今はずいぶん日英関係が良くなり
ました。活動が実を結びましたね」と声をかけられたという。

 
33年前に渡英したが、英国人の夫は5年後に事故死。異国の地で2児の子育てをしていた当時、教会で
罵声を浴びるなど反日感情が根強く残っていた。

 
故郷の三重県熊野市紀和町では戦中、英国人の戦争捕虜300人が銅山で労働に従事させられていた。
病気などで死亡した16人の捕虜たちを村人たちは丁重に埋葬し、供養した。
「日本人は決して野蛮ではない。この事実を英国人たちに伝えたい」。その思いが、恵子さんを動かした。

 
元戦争捕虜の団体を訪ねると、「お前はスパイか」…。キリスト教徒の恵子さんの頭に浮かんだのは聖書の
「あなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」という言葉だった。
元捕虜やその家族に許しを請うと、彼らの態度がみるみる変わっていった。

 
1992年、26人の元捕虜や家族らが紀和町を訪れ、お墓参りが実現。
以来、毎年のように元捕虜たちが訪日し和解が進んだ。憎しみを愛情に変えることはできる−。
恵子さんは活動を評価され98年に大英帝国勲章を授与された。
恵子さんは「まだまだ癒やしと和解を必要とする人たちのために働きたい」と話している。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120521/erp12052107090001-n1.htm



こういう活動は外務省のようなお役所仕事では絶対にダメで
ボランティアな活動でなければ上手くいかないでしょう。
年を経るにつれて「元捕虜」も少なくなっていきますが、
その「捕虜」の子孫へ、憎しみが話によって遺伝していきます。
どこかでそれを断つには、元捕虜との和解で必要ですね。
でもさ・・・。
英国は紡績など自国産業を守るためにインド人の手首を斬り
落としたり、シナに強引にアヘンを売りつけようと戦争まで
したんだけどね・・・。
自分たちがしたことは棚に上げるだけですか?