キチガイはキチガイとして直視せよ

競馬


オバマ政権の対北融和策に批判 
ミサイル発射阻止できず、拙速な米朝合意で状況悪化



北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射し、米朝合意の破棄を表明したことで、オバマ政権の融和的な
対北政策に批判が出ている。
発射を阻止できず、新たな核実験の可能性も浮上。拙速に北朝鮮との交渉を進める「無邪気な試み」
(元米政府高官)で、かえって情勢が悪化しているとの指摘だ。

 
オバマ政権は当初、経済制裁を強め、北朝鮮の歩み寄りなしには対話に応じない「戦略的忍耐」を採用。
しかし、韓国哨戒艦撃沈事件や延坪(ヨンピョン)島砲撃などの挑発行為を受けて一転し、最低限の
接触を持つ「危機管理戦略」の名目で対話路線にカジを切った経緯がある。

 
昨年11月には中国の台頭を念頭に置いたアジア重視戦略を表明。
北朝鮮の核の脅威を軽減し、中国の影響力を弱めるためにも直接交渉に乗り出した。
2月29日の合意で、米国はウラン濃縮や核実験の一時停止などの見返りに食糧支援を約束していた。

 
国務省のトナー副報道官は北朝鮮米朝合意破棄の表明を受けた17日の記者会見で、「核実験などを
実施すれば、行動する決意があることを国連安全保障理事会は明確にしている」と強く警告した。
しかし、これまでの対北融和姿勢の限界が浮き彫りとなり、オバマ政権の戦略ミスを指摘する声が出始
めている。


ブッシュ前政権で国家安全保障会議(NSC)アジア部長を務めたビクター・チャ氏は英紙フィナンシャル・
タイムズへの寄稿で、オバマ大統領が同盟国の懸念を顧みずに北朝鮮との接触を「無邪気に試みた」と指摘。
米朝合意は「インクが乾く間もなく崩壊した」と拙速な対応を批判した。

 

NSCのアジア上級部長だったマイケル・グリーン氏も「この1年以上、オバマ政権は北朝鮮に対する切迫感
が足りなかった」と急速に接近を強めた対北政策に疑問を示している。

 
国務省のトナー副報道官は一方で、「北朝鮮がミサイル発射で合意を破ったので、われわれも履行を停止した」
として米朝合意の破棄は明言せず、将来の協議に含みを持たせている。

 
しかし、前在韓米軍司令官のウォルター・シャープ氏は、挑発と対話を繰り返す米朝関係の背後で「北朝鮮
弾道ミサイルを開発し、核の能力を高めている」と述べ、「危険国家」の度合いは確実に増していると警鐘を
鳴らしている。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120419/amr12041900040001-n1.htm



オバマ大統領にはマキャヴェッリの次の金言を与えます。


ニコロ・マキャヴェッリ
『現実主義者が誤りを犯すのは、相手も現実を直視すれば、自分たちと同じように考える
だろうから、それゆえ馬鹿な真似はしないに違いない、と判断したときである』


まさに、この金言通りですな。
キチガイキチガイだと直視・認識した上で、キチガイなりの扱い方をしないと火傷を負いますよ。