ダメだこりゃ

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さらなる強硬路線へ向かう号令 国民生活より核ミサイル優先 
演説内容は「変化」への拒絶



北朝鮮の新指導者が国の内外に向け、初めて肉声で語ったのは、軍事優先路線のためには国民を犠牲にする
こともいとわないとの宣言にほかならなかった。

 
金日成同志と金正日同志に最も崇高な敬意と最大の栄光をささげる」
金正恩第1書記はこう演説を切り出した。

 
落ち着きなく左右に体を揺らし、手元の原稿に目を落としながら語った金第1書記。
金正日総書記と面会した経験のある人物らが伝える「早口にまくし立てる」父の話し方と重なる。

 
金総書記の肉声が国営メディアで伝えられたのは、20年前の閲兵式で「英雄的朝鮮人民軍将兵らに栄光あれ」
と発した一言だけ。

 
これと比較し、22分間にわたりはっきりした口調で演説した金第1書記に対し、専門家の中には「演説上手
だった金日成主席を意識したのだろう。金主席のように今後、自分の声で方針を示していくのではないか」
と変化を期待する声もある。

 
しかし語られた内容は「変化」への拒絶だった。

 
金第1書記は演説で、「弱小国が政治軍事強国に変貌した」のは金主席と金総書記の業績だ−と繰り返したたえた。
金正恩政権は金総書記を「永遠の総書記」「永遠の国防委員長」とする決定を下したが、これについても、
「革命偉業を最後まで継承、完成させるという党と軍、人民の意志だ」と述べ、「遺訓」継承を掲げた。


そして、「人民生活向上を目標にする党と政府にとって平和は貴重だ」としながらも、「民族の尊厳と国の自主権
がさらに貴重だ」と断言。核ミサイル開発を軸にした「先軍」のためには国民に犠牲を強いると、新指導者自ら
国民に告げたのだ。初めて肉声を公開した場が閲兵式だったことが、先軍の意志を如実に表している。

 
経済問題については、「軍力に産業革命を足せば社会主義強盛国家だ」と指摘したものの、「産業革命」を具体的に
提示したのは、「咸南(咸鏡南道)の炎をさらに燃え上がらせ、経済強国を建設する」などしかない。

 
咸南とは、北朝鮮が独自開発だと誇る合成繊維「ビナロン」を開発、生産する地域を指す。
金主席時代以来、北朝鮮はビナロン生産の業績を称賛してきたが、この繊維一つが経済を好転させられるわけでもない。
中国への経済依存が高まる中、誇れる技術がビナロンぐらいしかないことを言外に示したも同然だ。

 
「最後の勝利に向かって前進せよ」と締めくくられた演説。軍事へ傾斜を強めたいびつな体制の下、金第1書記は
自らの声で党と軍、全国民に対しさらなる強硬路線へ向かう号令を下した。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120416/kor12041601060000-n1.htm


http://www.youtube.com/watch?v=g-vbGmi-IBY:movie,w500


まぁ今のところは金正日のミニチュア版に過ぎない
まだ金正日時代の重鎮による操り人形ですが、
これが本人の意思が色濃く出た場合にどうなるかが
焦点ですね。 
演説を聞く限り、前任者と変わらないようですが…。
変化を望むのは、無理で無いものねだりですな。
ところで、低能南朝鮮猿に対する“無慈悲な攻撃”は
続けるんでしょうね(笑)