けれども愛は

競馬

木嶋香苗と5日間を過ごした男性
「あの5日間は幸せだった」



婚活サイトで知り合った男性から総額1億円以上をだまし取った詐欺事件で現在公判中の
木嶋佳苗被告(37才)。彼女に貢がせた男性たちは次々と不審死を遂げており、
亡くなった6人のうち3人については殺人罪などで起訴されている。

 
決して美人とはいえない木嶋被告だが、どうして何人もの男性が惹きつけられたのだろうか。
木嶋被告の公判を20回傍聴しているコラムニスト・北原みのりさんはこういう。


「法廷での証言を聞いていると、騙された男性たちは、コミュニケーション力が乏しかった
ようです。そして木嶋被告が凄いのが初めから堂々と“お金をください”といっていること。
“私と会うということは、あなたにとってどんなに素晴らしいことですか”“あなたがお金を
出せないということは、私に働けということ。すると忙しくなるからデートできなくなるんですよ。
それでもいいんですか?”といういい方をしているんです。
そういわれると、男性は不安になって逃がしちゃいけないと思ってしまうんでしょうね」

 
女性セブンの取材に応えてくれた、逮捕直前まで同棲していたという男性もそうだった。
結婚サイトで知り合い、何度かやりとりするうちに携帯電話の番号を交換するようになり、
結婚を前提に交際をスタート。そして「あなたを信用してマンションの住所を教えます」と甘い
言葉を囁かれ、彼女のマンションで初めて会うと、その日のうちに借金の相談をもちかけられた。

 
それは木嶋被告が経営するお菓子教室が立ち行かなくなり、マンションも出なければいけない状況
だという話で、彼女は自分からは金額をいわず、いくらなのかを相手に聞かせるように仕向けたの
だった。そして借金の額は240万円だと告げられたという。

 
そうした木嶋被告の態度に、男性は「自分だけを信頼し、すべてを正直に話してくれている」と思い
こんでしまったようだ。客観的にみれば、あまりにも怪しすぎる展開。だが男性は、このときまた
別の思いを抱いていた。


「私は独身が長かったし、看病を続けてきた母が1か月ほど前に亡くなったばかりで、寂しい思いが
強かった。それで、彼女との将来を楽しみにしていた面がありました」

 

そうしてこうも続けた。


「いまは全部嘘だとわかっています。ただ、一緒にいた5日間は自分にとって幸せな5日間でした」


→ http://www.news-postseven.com/archives/20120223_90072.html


様相意外のモノを女性に求めていた男の話ですね。
被告人は男の心を弄ぶ術にたけていたようです。
でも、この男性、被害者にならなくてよかったですね。
240万円のことなど、被害でも何でもないことなのでしょう。


木嶋香苗被告

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