自宅を買うな 借金するな

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「家を買う8つの理由」を『自宅を買うな』著者がすべて論破


これまでは政府が持ち家政策を推進し、それが日本の経済成長を支えることにつながってきたが、
バブル崩壊でデフレ時代に突入。資産価値の目減りが進むなか、借金を負うことが最大のリスク
といわれるようになっている。
ましてや国債暴落に伴う今後の金利上昇懸念や大地震発生の危険性まで高まるとあっては、
「持ち家信仰」こそ見直すべきという考え方が広がっている。
 

 
そこで、今回は「持ち家」と「賃貸」ではどちらが得なのか。あらためて検証してみたい。
 
 
以下は『サラリーマンは自宅を買うな』(東洋経済新報社刊)の著書がある、コンサルタントで不動産
投資家の石川貴康氏の意見だ。
同氏によれば、持ち家派が「買う理由」に挙げる代表的な意見はおおまかに以下の8通りだという。

 
【1】家賃を払っても賃貸住宅は自分のものにならない。
【2】年をとると収入が減るが、自宅ならお金がかからないから安心。
【3】年をとると賃貸住宅が見つけにくい。
【4】金利が低く不動産価格が下がっている今が買い時だと思う。
【5】何かあった時に売却してお金にできる。
【6】自宅の方が設備もいいし、自由にリフォームできる。
【7】賃貸住宅は世間体が悪い。
【8】自宅を持っている方が一人前に見える。
 

 
確かに、【7】や【8】のような価値観はかつては強かった。自宅を持つことはステイタスでもあり、子どもの
間でも「持ち家」か「借家」かはいじめのきっかけになるほどだった。
ところが、津波によって家が流され、原発事故によって住むことすらままならなくなる悲劇が現実となった。
首都圏湾岸部でも液状化による被害が広がり、今やそんな価値観も崩れつつあるのが実情だ。
 
 
石川氏が残りのそれぞれの「理由」について論駁する。
 

「まず【1】についていえば、家賃とローン支払い合計を比較して『あまり変わらないなら買った方が得』と
結論付ける方が多いですが、そうではない。これは【2】にも共通していえることですが、自宅を購入すると
購入時にローン手数料や団体信用生命保険料などの諸費用のほか、ランニングコストとして火災保険料や
固定資産税、さらにマンションの場合は管理費や修繕積立金なども別途かかってくる。
そこまで考えたら、自宅ならお金がかからないとはとてもいえません。
 

【3】ははっきりいえばウソです。
私自身、賃貸住宅の大家ですが、年齢にかかわらず部屋を貸しています。
高齢化社会になればサービスは一層充実していく」
 
 
そして、最も誤解されやすいのが【4】だという。
「『今が買い時』というセールストークをよく耳にしますが、そもそも安いから買うのはきっかけであって理由
ではない。人口減少社会では今後地価が上昇する確証はないし、値段と金利の『底』と『天井』は神のみぞ知る
世界です。


【5】と【6】はほぼ同じ意味で、特に新築の場合は買った時が値段のピークになる可能性が高く、設備がいい
のも買った時だけ。すぐ陳腐化が始まるし、リフォームするためにお金がかかることを忘れてはいけません」



→ http://www.news-postseven.com/archives/20120226_89771.html


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個人的には住宅ローンを組むより賃貸派なのでナルホドという感じです。
例えば住宅ローン30年3千万円など、自分の人生が30年間借金で縛られる
気がして、以ての外ですね。 あー、嫌だイヤダ!
個人的には何より借金が嫌いで、つつましい生活のお陰で無借金でございます。
私の人生で“一発”を狙うなら競馬の「WIN5」でしょうか。
いつかやってみたいものですねぇ。



サラリーマンは自宅を買うな ―ゼロ年世代の「自宅を買わない生き方

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